英ポンド/円 (GBP/JPY)は、当日は小幅に下落し、¥210.82で取引されています。通貨ペアは主要移動平均線を下回ったままです。
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ハイライト
- 英国の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、インフレの長期化とイングランド銀行の政策見通しへの懸念が強まりました。
- 英国の公的部門純借入額が増加し、財政圧力が強まるとともに、ポンド安の一因となりました。
- GBP/JPYは主要移動平均線を下回り、弱気のテクニカル圧力が続いています。予想レンジは¥209.77~¥211.87で、下落確率は74%です。
インフレ懸念と財政圧力でデータ発表後にポンド下落
水曜日に発表された英国の消費者物価指数(CPI)は予想を上回り、インフレ動向とイングランド銀行の政策方針を巡る市場の懸念が高まりました。FXStreetが伝えています。さらに、英国の公的部門純借入額が一段と増加し、財政圧力が浮き彫りとなってポンドの重しとなったと、FXStreetは報じています。一方、円については、日本銀行の副総裁が根強いインフレリスクを指摘しました。市場参加者が日本の金融政策に関するさらなる明確化を待つなか、円は安定を保っています。
GBP/JPYはテクニカル上の抵抗に直面し、下落モメンタムが継続
テクニカル面では、GBP/JPYはH1チャートでMA-20とMA-50を下回り、日足ではMA-200の下で推移しています。一目均衡表の基準線は、¥211.61で目先のレジスタンスとして機能しています。モメンタム指標は引き続き弱く、RSIは36.95で「売り」圏にある一方、Stochastic RSIとCCIはいずれも売られ過ぎの水準です。ブル・ベア・パワーは日中の売り手優勢を示しており、オーサム・オシレーターも下落バイアスの継続を示しています。ADXは売りの勢いが続いていることを示す一方、MACDは明確な方向性を欠いています。
さらなる下落の可能性が高く、レンジ内の取引を想定
今後数セッションにかけて、GBP/JPYは¥209.77~¥211.87のレンジ内で推移すると予想されます。さらに下落する確率は74%で、短期的に反発する確率は26%です。基本シナリオでは、この変動幅の範囲内で横ばい推移が続くとみられます。一方、強気への転換には¥211.61を上抜ける必要があります。¥209.77を明確に下抜けた場合、さらなる下落リスクが高まる可能性があります。
先にアナリストは、GBP/JPYがよりレンジ相場に移行しており、英国の好調な経済指標と日本銀行の慎重姿勢が継続するなかで、上昇バイアスが支えられていると指摘していました。現在のテクニカル・マクロ環境は下落リスクの高まりを示しており、さらなる弱気モメンタムを見極めるうえで、¥209.77を持続的に下抜けるかどうかが重要な水準となっています。
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