少額からの資産形成ニーズが広がるなか、楽天証券は国内株を1円単位で売買できる「かぶピタッ」でETFの取り扱いを始めた。主要ネット証券では初めてETFを金額指定で売買できるようになり、NISAの成長投資枠や楽天ポイントにも対応する。
ハイライト
- 楽天証券は6月より国内ETF15銘柄で金額指定取引を導入し、100円以上1円単位で売買可能にした。
- このサービスはNISA成長投資枠対象で楽天ポイント利用も可能、取引価格には0.22%のスプレッドが加算される。
- ネット証券各社で少額・ポイント投資競争が激化し、分散投資の選択肢拡大で個人投資家の利用増加が見込まれる。
ETF15銘柄を金額指定で売買
日経マネーによると、新たに対象となるのは国内ETF15銘柄で、日経平均株価やU.S.のS&P500種株価指数など主要指数に連動する商品に加え、全世界株式、金、原油を投資対象とするETFも含む。投資信託と同じように購入金額を自由に設定でき、100円以上1円単位での取引に対応する。
「かぶピタッ」は少額投資非課税制度、NISAの成長投資枠の対象でもあり、楽天ポイントを使った購入もできる。取引価格には基準価格に0.22%のスプレッドが加わり、実質的な取引手数料となる。配当金は保有数量に応じて受け取れるが、1円未満は切り捨てとなる。
ネット証券各社で少額投資機能が拡大
ネット証券では少額投資サービスの拡充が続いている。ETFまで金額指定取引の対象を広げることで、個別株や投資信託に加えて分散投資の選択肢が広がり、初心者を含む個人投資家の利用拡大につながる可能性がある。競合各社もサービス強化を進めており、マネックス証券ではdポイントとマネックスポイントで投資信託の積み立て買い付けができるようになっている。証券業界では、少額、ポイント活用、NISA対応を軸にした個人向けサービス競争が一段と強まっている。
当社の以前の記事では、日経平均株価がAI・半導体関連の買いを背景に上昇し、6万円台に乗せた局面を整理しました。あわせて、上昇ペースの速さによる短期的な過熱感や、中東情勢の変化が相場の不安定要因となり得る点も指摘しています。
- Forex
- Crypto