日英、GCAP戦闘機開発で連携継続、2035年までに量産機配備へ

日英、GCAP戦闘機開発で連携継続、2035年までに量産機配備へ
日英GCAP連携強化

日本と英国の防衛相はシンガポールで会談し、日英伊が進める次期戦闘機開発で緊密な連携を続ける方針を確認した。日本は航空自衛隊のF2戦闘機の退役開始を見据え、2035年までの量産機配備を目標に防空力の補完を急ぐ。

ハイライト

  • 日本、英国、イタリアはGCAPに基づく次期戦闘機の開発協力を継続し、2035年までの量産機配備を目指すことで合意した。
  • 政府間国際機関GIGOと防衛大手3社の合弁会社エッジウィングが4月に契約し、開発から量産への調整が進んでいる。
  • 日本のF2退役開始に伴いGCAP進展が防空維持に不可欠となり、日英伊防衛産業協力・地域安全保障連携の象徴案件となる。

GCAP推進と配備目標

日本経済新聞によると、小泉進次郎防衛相は30日にシンガポールで英国のヒーリー国防相と会談し、日英伊の「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」に基づく次期戦闘機開発で協力を維持することで一致した。量産機は2035年までの配備を目指している。

3カ国の枠組みでは、政府間の国際機関であるGIGOと、防衛大手3社の合弁会社エッジウィングが4月に契約を締結している。この体制を土台に、開発から量産段階への移行に向けた調整が進む。

日本の防空体制と地域安全保障

日本では35年ごろから航空自衛隊のF2戦闘機の退役が始まる見通しで、次期戦闘機の導入は防空能力の維持に直結する。GCAPの進展は、防衛装備の更新だけでなく、日英伊の防衛産業協力の具体化という面でも意味を持つ。

会談では地域情勢も議題となり、日英はインド太平洋と欧州大西洋の安全保障が密接に結びついているとの認識を改めて確認した。次期戦闘機の共同開発は、装備調達の枠を超え、両地域をまたぐ安全保障連携の象徴的案件となっている。

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