シスコ株は2026年度AI受注目標の引き上げとサブスクリプション成長の好調を受けて約3%上昇
シスコ・システムズ(CSCO)は、2026年度のAIインフラ受注目標を90億ドルに引き上げ、データセンターとソフトウェアの成長が買いを呼び込み、2.61%上昇しました。ただし、シスコ株は20日・50日移動平均線を下回っており、モメンタム指標も弱く、売り手優勢の状況が続いています。
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ハイライト
- シスコはAI需要の継続とデータセンター需要の強さを背景に、2026年度AIインフラ受注目標を90億ドルに引き上げました。
- 四半期売上高は過去最高の158.41億ドル(12%増)となり、サブスクリプション移行によりリカーリング収益は54%に拡大。
- 株価は$112.53付近で持ち合い、テクニカル指標は売られ過ぎを示唆。今後5日間の予想レンジは$106.13〜$118.93で、リスクはやや下方向に傾いています。
受注目標の引き上げとリカーリング収益が強気ムードを牽引
シスコは2026年度AIインフラ受注目標を50億ドルから90億ドルに引き上げ、年初来のAI需要の強さとデータセンタースイッチング受注の40%増加を反映しました。2026年度第3四半期の営業キャッシュフローは37.57億ドル、四半期売上高は過去最高の158.41億ドル(前年同期比12%増)を記録。純利益は35%増加し、売上高の54%がサブスクリプションやソフトウェア中心のリカーリング収益となっています。四半期配当も1株あたり0.42ドルに増額し、追加の自社株買いとリストラクチャリングも承認されました。
売られ過ぎのモメンタムとレンジ相場、弱いシグナルが対立
シスコ株は20日($116.7)・50日($115.59)移動平均線を下回って推移しており、短期・中期的に売り圧力が続いていますが、200日($87.05)移動平均線は上回っており、長期的な強気構造は維持されています。本日の値動きは$111.47の下値支持線と$113.21の上値抵抗線に挟まれたレンジで推移。モメンタム指標は依然として弱く、RSIは40.5で売り予想、MACDは-1.06で中立。ADX(20.05)とCCI(-188.38)はともに売られ過ぎとトレンドの弱さを示唆。Stochastic RSIは0、BBP(-5.75)も深い売られ過ぎ領域を示し、日中は売り優勢。直近の取引価格は$112.53(2.87ドル・2.61%高)、上方ギャップは約$2.08(1.9%)。本日は中間レンジで、日中ボラティリティは1.56%、寄り付き後は様子見の持ち合いとなっています。短期的な弱さと売られ過ぎのモメンタム指標は、本日の上昇と対立しています。
アナリストは以前、シスコがAI主導のソリューションに対する企業需要と継続的なテクニカルな逆風のバランスを取っていると指摘し、持ち合い局面を示唆していました。今回のAI受注見通しの上方修正とファンダメンタルズの改善により、株価の下支えは強まりましたが、短期的なモメンタム転換を確認するには$113.21超えの持続的な上昇を見極める必要があります。
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