Avolonの大型エンジン受注にもかかわらず、Rolls-Royce株は1,350GBXを試す

Avolonの大型エンジン受注にもかかわらず、Rolls-Royce株は1,350GBXを試す
Civil Aerospaceの新規需要を受けても、Rolls-Royce株は1,350GBXを試す

​Rolls-RoyceはCivil Aerospace部門で新たに大型受注を獲得したものの、市場は好材料をほぼ無視している。反発を試みた後、売り手が主導権を取り戻した。

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Rolls-Royceは、Airbus A330-900型機35機に搭載するTrent 7000エンジン70基をAvolonから受注したと発表した 。Trent 7000はA330neoファミリー専用エンジンであり、今回の契約により、ワイドボディ市場におけるRolls-Royceの稼働エンジン基盤はさらに拡大する。

同社によると、Trent 7000の運用機群はすでに累計500万飛行時間を超えている。一方、Avolonは今後数年間の機材更新と拡大において、A330neoを重要な航空機と位置付けている。Rolls-Royceにとって今回の受注は、エンジン販売だけでなく、Civil Aerospace事業の長期サービス基盤も支える。

Rolls-Royce株、1,350GBX割れで200日SMAを試す展開に

前回分析 で示したシナリオは、一部のみ実現した。株価は1,400GBXの目標ゾーン下限に到達したが、Rolls-Royce株は10月13日に急反落し、1,350GBXを割り込み、1,345GBX付近を試した。

これにより、1,350GBXが本日の取引で重要な水準となっている。

株価がこの水準を下回ったまま推移し、そこで持続的に定着すれば、1,333GBX付近の200日SMAに向けて、より深い調整となるリスクが大幅に高まる。移動平均線を下抜ければ、次は1,310GBX付近のサポートが意識される。

1,350GBXを上回って維持できれば、展開は異なる。その場合、今回の下抜けはダマシとなり、1,380~1,400GBXに向けた短期的な反発につながる可能性がある。

好調な受注だけでは、もはや株価を支えきれない

Avolonからの受注はCivil Aerospace部門の堅調な事業環境を裏付けるものだが、10月13日の株価反応はセンチメントの変化を示している。長期にわたる上昇の後、企業固有のニュースが依然として前向きでも、投資家は利益確定に動く姿勢を強めているようだ。

Rolls-Royce株が1,350GBX付近で推移する限り、今回の動きは広範な悪化というより、テクニカルな調整とみられる。ただし、200日SMAを下抜ければ、下落の意味合いは大幅に大きくなる。

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