ナスダック100指数(NDX)は3.28%下落した。大手テクノロジー企業の決算が低調だったことで、AI投資サイクルが短期的な成長をけん引できるのか疑問視され、設備投資への懸念が強まった。指数が20日移動平均線と50日移動平均線の両方を下回っていることも、下落基調が続いていることを示している。
この記事は原文から翻訳されました。特派員による原文はこちら.
ハイライト
- Amazon、Intel、Alphabetの決算が市場予想を下回り、AIへの高額投資に対する懸念が強まったことを受け、ナスダック100は3.28%下落した。
- Alphabetの決算が市場予想を下回ったことでハイテク株全般に売りが広がり、機関投資家の資金は債券などの固定利付資産へ向かった。
- 主要なテクニカル指標が弱気を示すなか、指数は短期・中期の主要移動平均線を下回って取引されており、5日間では27,609~28,853の範囲で推移すると予測される。
設備投資への懸念でハイテク株が売られ、資金が他の資産へシフト
Amazon、Intel、Alphabetなど、テクノロジー大手の決算発表を受けてナスダック100指数は下落した。これらの決算により、人工知能分野での高額な設備投資に対する懸念が強まった。Alphabetの決算が市場予想を下回ったことも、ハイテク株全般の下落につながり、機関投資家は債券などの固定利付資産への資金配分を検討するようになった。
弱気の勢いが強まるなか、ナスダックは長期サポートを上回って推移
ナスダック100は現在、20日移動平均線($30,054)と50日移動平均線($29,813)をともに下回っており、短期・中期的に売り圧力が強まっている。一方、200日移動平均線($27,912)は上回っており、長期的な強気基調は維持されている。最も近いレジスタンスは$28,472(本日の安値)で、200日移動平均線の$27,912が目先の下値支持線となっている。また、一目均衡表の基準線は$30,102にあり、上値の重さを示している。MACDと平均方向性指数(ADX)はいずれも売り圧力を示しており、モメンタム指標は弱気だ。相対力指数(RSI)は44.39、商品チャネル指数(CCI)は-66.8で、どちらも売りシグナルを示している。需要の弱まりがうかがえるものの、売られ過ぎの水準には達していない。一方、Stochastic RSIは43.18で中立だ。ブル・ベア・パワー(BBP)は-137.36で、売り手が主導権を握り、現在は売られ過ぎの領域にあることを示している。指数は963.213ポイント(3.28%)下落し、$28,439で取引されている。価格はセッション安値付近で推移し、日中のボラティリティは0.85%となっている。寄り付き後のギャップを経て売り手優勢の状態が続き、指標も下落圧力の再燃を示していることから、日中の地合いは引き続き弱い。
これに先立ち、アナリストは人工知能投資のリターンに対する監視の強まりと設備投資の増加が、ナスダック100のパフォーマンスを圧迫していると指摘していた。直近のテクニカルシグナルと低調な決算はこの見方を裏付けており、下落リスクは$27,912のサポート水準付近に集中している。ここを下抜ければ、短期的にさらなる下落につながる可能性がある。
- Forex
- Crypto