米中間選挙後、イーロン・マスクを巡る政治リスクが投資家心理の重しとなり、テスラ株は再び圧力を受けています。次の焦点は、下落リスクが50日SMAに向けて広がる前に、株価が383ドルを回復できるかどうかです。
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11月3日の選挙で、民主党は米議会の上下両院で主導権を獲得しました。投資家が規制強化や政治的監視の強まりを警戒するなか、テスラとSpaceX は圧力を受けました。
主な懸念は、マスク氏とドナルド・トランプ政権との緊密な関係や、同氏による共和党への積極的な支援にあります。選挙前からThe Washington Post は、DOGEでの業務やSpaceXの政府契約を含むマスク氏の活動について、民主党が調査を準備していると報じていました。こうした調査では、利益相反の可能性や政府資源の利用が検証される可能性があります。

383ドルを下回る限り、テスラ株の弱気シナリオは維持
テスラ株は先に示した シナリオに沿って推移しました。株価は目標の411ドルに達し、414.23ドルを試した後、調整局面に入りました。
米議会選挙を受け、テスラ株は11月4日のプレマーケット取引で4%超下落し、重要なサポート水準である383ドルを割り込みました。
株価が383ドルを上回れなければ、371.50ドル付近の50日SMAに向けてさらに下落するリスクが大幅に高まります。今後数日間は、これが基本シナリオです。
385ドル付近の200日SMAを上回れば、このシナリオは無効になります。その場合、株価は390ドル前後のレジスタンスを試す可能性があります。
政治的不透明感でテスラ株の変動率は高止まりも
多くのテクノロジー企業とは異なり、テスラはCEOの政治活動という追加的なリスクを抱えています。マスク氏や同氏の企業を巡る調査が実施されれば、テスラの業績に目立った悪化がなくても、株価の重しとなる可能性があります。
一方、民主党が議会の主導権を握ったからといって、規制が直ちに強化されるとは限りません。新議会がどのような具体策を進めるか、またトランプ政権がどう対応するかが大きく影響します。
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