鶏肉価格上昇で消費者負担増、NEXER調査で66%が値上がりを実感
家計の節約志向が続くなか、鶏肉の値上がりが消費行動に影響している状況が調査で示されている。鶏もも肉100グラム当たりの許容価格は100円以下が最多となり、価格上昇を実感する層では購入頻度の減少も目立っている。
ハイライト
- NEXERとミクリードによる4月の調査で鶏肉価格上昇を感じる消費者は66%に達した。
- 鶏もも肉100グラム当たりの許容価格は『100円以下』が最多の30%、次いで『120円以下』が23%だった。
- 鶏肉高騰を実感する層のうち、購入頻度が明らかに減った11%、少し減った35%で、全体の約半数が削減した。
鶏肉値上がりの調査結果
Nikkeiによると、インターネット調査を手がけるNEXERは5月11日、中小飲食店向け通信販売のミクリードと共同で「鶏肉の価格上昇に関するアンケート」を発表した。調査は4月20日から27日にかけて全国の男女を対象にインターネットで実施し、500人から回答を得ている。
鶏肉の価格上昇を「とても感じる」とした回答は22%、「やや感じる」は44%で、合計66%と約3人に2人が値上がりを実感している。消費者の多くが日常的な食品価格の変化を意識していることがうかがえる。
許容価格と購入頻度への影響
鶏もも肉100グラム当たりの許容価格は「100円以下」が30%で最も多かった。これに「120円以下」が23%、「150円以下」と「80円以下」がそれぞれ12%で続き、「価格では選ばない」との回答は18%だった。また、鶏肉の高騰を実感している人に購入頻度の変化を聞くと、「明らかに減った」が11%、「少し減った」が35%だった。合わせて半数近くが購入頻度を減らしており、価格上昇が家庭の買い物判断に直接影響していることが示されている。
当社の以前の記事では、物価高への対応を巡り、政府が中低所得者の負担軽減策として現金給付を含む支援を検討している点を取り上げました。国民民主党が提案する「社会保険料還付付き住民税控除」を軸に、1人5万円程度の給付案が議論される一方、財源確保や支援対象の絞り込み、給付と負担のバランスが課題になることも整理しています。
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