個人投資家調査で参考人物の勢力図が変化、テスタ氏が首位

個人投資家調査で参考人物の勢力図が変化、テスタ氏が首位
投資家注目の顔ぶれ変化

個人投資家の情報源に関する2026年調査で、参考にしている「人」の順位に大きな変化が出ている。長く首位だったウォーレン・バフェット氏を上回り、テスタ氏が1位、エミン・ユルマズ氏が2位となり、投資家が重視する発信者の顔ぶれが変わっている。

ハイライト

  • テスタ氏が個人投資家7500人調査で初めて首位となり、エミン・ユルマズ氏も2位へと躍進した。
  • バフェット氏はバークシャー・ハザウェイCEOを2025年末で退任し、ランキングでも長年の首位から陥落した。
  • 資産管理アプリなど定番サービスが安定人気を維持しつつ、松井証券の動画コンテンツが新たな情報源として台頭している。

7500人調査で見えた参考人物の交代

Nikkeiによると、勝ち組の個人投資家が参考にする人物ランキングで、カリスマ個人投資家のテスタ氏が初めて首位に立っている。エミン・ユルマズ氏も2位に入り、2024年以降にそれぞれ2位、3位だった2人が、2026年はさらに順位を上げている。

長らく1位だったバフェット氏は、U.S.投資会社バークシャー・ハザウエイのCEOを2025年末で退任しており、今回の順位変動は投資家の関心の移り変わりを映す結果となっている。個人投資家のヘム氏も初めてランキング入りしている。

調査でいう勝ち組投資家は、「2023年以降は毎年資産がプラス」または「これまでに資産を元本の10倍以上増やした」のいずれかを満たす個人投資家とされている。

定番アプリは堅調、松井証券の動画に注目

ツールやサービス、情報サイト、番組のランキングでは、資産管理アプリ「配当管理」など定番サービスの強さが2026年も続き、トップ3の顔ぶれは変わっていない。勝ち組投資家の間では、日常的に使う管理ツールの選好は安定している。

その一方で、注目度が急上昇しているのは松井証券が自社サイトやYouTubeで展開する動画コンテンツだ。マヂカルラブリーが出演する「資産運用! 学べるラブリー」などを参考にする人が多く、証券会社発の動画配信が情報源として存在感を高めている。

番組分野では「モーサテ」と「WBS」が引き続き強く、2026年も揺るがない地位を保っている。個人投資家の情報収集は、著名投資家やエコノミストへの注目が変化する一方、定番番組と実用サービスが支える構図になっている。

個人投資家調査2026で明らかになった「配当長者」の実態について、当サイトの以前の記事では、投資歴の長さが年間配当100万円超の到達率を大きく左右する点を整理しました。NISAの非課税メリットも追い風になる一方、相場がAI・半導体株主導で上昇する局面では高配当株に出遅れ感が出やすく、それでも増配の積み上げが長期のインカム形成を支えるという見立てを示しています。

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