JPX、新規上場ETFの呼値単位をTOPIX500方式で適用へ

JPX、新規上場ETFの呼値単位をTOPIX500方式で適用へ
ETFにTOPIX500呼値適用

日本取引所グループは、2026年9月30日に新規上場を予定するETF「NEXT FUNDS Solactive Global Memory Index Exchange Traded Fund」の呼値単位を公表した。銘柄コード639Aには、ETFの1口売買向け区分ではなく、TOPIX500構成銘柄向けの呼値単位表が適用される。

ハイライト

  • JPXは9月30日上場予定のNEXT FUNDS Solactive Global Memory Index ETF(コード639A)にTOPIX 500 tick size tableを適用する。
  • TOPIX 500 tick size tableはTOPIX100とTOPIX Mid400で構成されるTOPIX 500採用銘柄に使用される呼値単位の規則となる。
  • 市場参加者は9月30日の初値形成時からTOPIX 500の呼値単位で注文・値付けを行う必要があり、事前確認が求められる。

9月30日上場予定銘柄の適用区分

Japan Exchange Groupの公表によると、9月30日に当初上場を予定する「NEXT FUNDS Solactive Global Memory Index Exchange Traded Fund」(コード639A)の呼値単位は「TOPIX 500 tick size table」となる。公表文では、新規上場ETFに適用する呼値単位表を一覧で示している。

同資料では、「TOPIX 500 tick size table」はTOPIX100とTOPIX Mid400で構成されるTOPIX 500採用銘柄に適用する呼値単位を指すとしている。一方で「One unit ETF tick size table」は、売買単位が1口のETF、ETN、レバレッジ商品に適用する区分と説明している。

東証ETF売買実務への影響

今回の公表により、9月30日の新規上場時点で639Aの注文発注や値付けを行う市場参加者は、TOPIX500向けの呼値単位に沿った取引対応が必要になる。呼値単位は板表示や注文執行の刻みに関わるため、証券会社や投資家にとって事前確認の対象となる。

対象銘柄はグローバルメモリー関連指数に連動するNEXT FUNDSブランドのETFで、東京市場での新規上場案件として取り扱われる。JPXの今回の通知は、上場初日の売買ルールを明確にする実務情報として位置付けられる。

当社の以前の記事では、TOPIXが10月から新たな採用基準に移行し、浮動株時価総額(上位97%以内)などを軸に構成銘柄の選別が本格化する点を整理しました。構成銘柄の絞り込みが進むことで、除外ボーダー付近の銘柄にはウエート低下に伴う段階的な売り圧力がかかる可能性がある一方、指数イベントを踏まえた投資戦略の余地も広がると解説しています。

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