CPIでボラティリティ上昇リスク、AMD株が600ドルのサポートを試す

CPIでボラティリティ上昇リスク、AMD株が600ドルのサポートを試す
AMDにとって600ドルが重要な水準に

​AMDは急落後、損失の大部分を取り戻した。同時に、最新の動きからは、Instinctが米国の大手ハイパースケーラー以外でも新たな商用用途を見いだしていることが分かる。

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AMD 価格予測
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フランスのクラウドプロバイダーScalewayは、フランス国外では初となるAIスーパーコンピューターをスウェーデンに構築する計画を発表した 。このシステムはAMD Instinct MI355XアクセラレーターとROCmを採用する予定で、AMD製ハードウェアを中核とする同種の商用AIスーパーコンピューターとしては、欧州初となる。

AMDは長期的なAI成長ストーリーも強化している。Lisa Su氏がOCPに登壇した後、投資家の間では、データセンター向けAIアクセラレーター市場が2030年までに1.5兆ドル近くに達する可能性 があるとの同氏の予測が話題となった。最終的には、推論が需要の約60%を占める見通しだ。

OCPではメモリーも主要テーマとなった。SamsungとAMDは、エージェンティックAIの拡大する容量・帯域幅要件への対応を目的としたCXLベースのメモリー拡張を共同で実演した 。このプロジェクトにより、両社は次世代AIシステム向けインフラを巡る協力関係をさらに深めている。

AMD株、下落目標到達後に600ドル台を回復

前回の分析 で示したシナリオが完全に実現した。AMD株は585ドルの目標に到達し、下落幅を570.60ドルまで広げた後、急反発して605ドルを上回った。

本日の取引で最も重要なのは600ドルだ。買い手がこの水準を守れれば、反発は622ドルに向けて続く可能性がある。同水準には10月2日のギャップが残っている。これは今後数セッションの基本シナリオとなる。

585ドルを明確に下抜け、その状態が続けば、このシナリオは無効になる。その場合、調整は再び勢いを増し、9月21日に生じた未充足のギャップである560ドル付近が再び焦点となる。

CPIでAMDの反発基調が急速に変わる可能性

9月CPIは本日10月14日に発表される予定で、債券市場の反応は、AMD自体のAI関連ニュースと同じくらいAMD株に影響を及ぼす可能性がある。

ここ数セッションでこれほど急速に動いた後だけに、インフレ指標が小幅に予想を上回るだけでも、日中の値幅が大きく広がる可能性がある。そのため、発表後に600ドル付近で見られる値動きが特に重要となる。

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