Oksana Koneva

東京株式市場がAI関連株買いで続伸スタート

東京株式市場がAI関連株買いで続伸スタート
AI株で東京続伸

29日の東京株式市場では、日経平均株価が前日の米株高を支えに続伸で始まっている。AI向け投資の財務負担を巡る警戒感が残るなかでも、アドバンテストの業績予想引き上げを受けて関連銘柄の一角に需要拡大を見込む買いが入っている。

ハイライト

  • 日経平均株価始値は前日比172円06銭高の6万4126円25銭、米主要3指数上昇が東京市場にも波及した。
  • アドバンテストが2027年3月期の業績予想を上方修正し、AI需要拡大期待から関連銘柄が先行高となった。
  • AI関連企業への巨額投資による財務リスク懸念が残る中、業績見通しと海外動向が今後の選別材料になる見通し。

米株高と業績上方修正が朝方相場を支援

日本経済新聞によると、日経QUICKニュース(NQN)によると、日経平均株価の始値は前日比172円06銭高の6万4126円25銭となった。前日のU.S.株式市場で主要3指数が上昇した流れが東京市場にも波及し、朝方の買いを支えている。

市場ではAI関連を巡り、巨額投資に伴う財務不安への懸念がなお根強い。ただ、28日にアドバンテストが2027年3月期の業績予想を上方修正したことで、AI需要の伸びを評価する買いが関連銘柄の一角に先行している。

日経平均の上げ幅は一時400円を超えている。半導体やAI需要に結びつく銘柄への物色が、指数全体の押し上げ要因となっている。

AI需要への期待が日本株の物色材料に

今回の値動きは、海外株高に加えて日本のAI関連企業の収益見通し改善が投資家心理を下支えしていることを示している。とりわけアドバンテストの見通し引き上げは、関連分野の需要が企業業績に波及しているとの受け止めにつながっている。

一方で、AI分野では投資負担や財務規律への視線が引き続き相場の重荷となり得る。東京市場では足元の需要期待が優勢となっているものの、今後も企業の業績見通しや海外市場の動向がAI関連株の選別材料になりそうだ。

当サイトの以前の記事では、AI・半導体関連の業績拡大期待を背景に日経平均が底堅く推移しやすい点や、投資家の関心がデータセンターだけでなく冷却、MLCC、素材など周辺分野にも広がっていることを整理しました。あわせて、TSMCや東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテストといった競争力のある銘柄を軸に、相場変動を踏まえた長期保有という視点も紹介しています。

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