IBMは直近の市場全体の急落局面でも相対的に底堅さを保っているが、200日SMAを下回ったことで、回復基調はなお不安定だ。242ドルを維持できれば250ドルに向けた反発が期待される一方、さらに下落すれば236.70ドル近辺の50日SMAが視野に入る。
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11月5日、米国株は急落した。AIインフラへの規制強化懸念を受け、S&P 500は4.4%下落し、ナスダックは5.5%下落した。
投資家の関心は、10月の米雇用統計 に移っている。発表は11月6日の予定だ。エコノミストは雇用者数が65,000人増加し、失業率は4.2%にとどまると予想している。予想から大きく外れれば、米国株に再びボラティリティが高まる可能性がある。

242ドルのサポート維持なら250ドルへの反発も
前回示した シナリオはすべて実現した。IBM株は255.60~260ドルの目標ゾーンに到達した後、市場全体をパニック売りの波が襲った。株価は200日SMAを下回り、247.11ドルで取引を終えた。
11月6日のプレマーケット取引で、株価は244~242ドルのサポートゾーンを試している。IBMは市場全体と比べて顕著な相対的強さを示しており、基本シナリオは242ドルを上回る水準を維持した後、250ドルに向けて反発する展開だ。
242ドルを少なくとも1営業日継続して下回れば、このシナリオは無効となる。その場合、調整は236.70ドル近辺の50日SMAまで拡大する可能性がある。
相対的な強さも持続的な反発を保証しない
市場全体の急落局面でIBMの下落が比較的小幅だったことは前向きな兆候だが、持続的な回復を確認するには至っていない。200日SMAを下回ったことで短期的なテクニカル指標は悪化しており、株式市場全体の不安が続けば、買い手は慎重姿勢を保つ可能性がある。
したがって、IBMの相対的な底堅さは前向きな材料だが、再び売りが出る可能性は残る。
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