エーザイ、認知症薬「レカネマブ」の26年3月期売上収益が計画超え
アルツハイマー病治療薬の販売拡大が、エーザイの成長戦略で存在感を強めている。米Biogenと共同開発した「レカネマブ」の2026年3月期売上収益は速報値で880億円となり、従来予想の765億円を上回った。
ハイライト
- エーザイの認知症薬「レカネマブ」2026年3月期売上収益が880億円となり、従来計画の765億円を大きく上回った。
- 国別売上高はU.S.が446億円、日本が244億円、中国が124億円と主要国市場で拡大した。
- 今回の速報値は5月15日発表予定の連結決算に先駆け、新薬販売の好調を示し医薬品事業の収益拡大に寄与する見通し。
主要国での販売実績と開示時期
日本経済新聞によると、エーザイは「レカネマブ」、製品名「レケンビ」の2026年3月期売上収益が880億円になったと発表した。今回の数値はBiogenの決算発表に合わせて公表している。
国別の売上高では、U.S.が446億円で最大となり、日本が244億円、中国が124億円だった。主要市場で販売が積み上がり、従来見込んでいた765億円を上回る着地となっている。
決算発表と医薬品事業への意味合い
エーザイは2026年3月期の連結決算、国際会計基準ベースを5月15日に発表する予定だ。今回の速報値は、本決算公表に先立って主力新薬の販売動向を示す内容となる。レカネマブは認知症領域の中核製品として位置づけられており、U.S.、日本、中国での売り上げ拡大は今後の医薬品事業の収益性を左右する可能性がある。市場予想を上回る実績は、同社の新薬展開の進捗を示す材料になる。
当サイトの以前の記事では、トヨタ自動車のFY2025における世界販売・世界生産の実績と、U.S.を中心とした地域別の増減要因を整理しました。あわせて、3月単月では中東向け物流の混乱などで販売が弱含む一方、通期ではハイブリッド車や電動車の需要が販売・生産を下支えしている点も取り上げています。
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