東京株式市場、半導体株の失速で日経平均が軟化

東京株式市場、半導体株の失速で日経平均が軟化
日経平均が軟化

15日午前中盤の東京株式市場では、日経平均株価が朝方の上昇を消し、前日比300円ほど安い6万2300円台半ばで推移している。決算後に買われていたAI・半導体関連株に利益確定売りが広がり、相場全体の重荷となっている。

ハイライト

  • 日経平均は一時500円超上昇後に半導体株の売り圧力で急速に下落へ転換した。
  • 10時時点の東証プライム売買代金は概算で2兆9629億円、売買高は8億3182万株に達した。
  • キオクシアなど半導体関連が下落する一方、ソフトバンクグループや東京エレクトロンは堅調に推移した。

半導体関連への売りで相場反転

NikkeiQUICKニュース(NQN)によると、日経平均は上昇して始まり、一時は上げ幅が500円を超えたが、9時半ごろからアドバンテストやキオクシアなど半導体関連の一角で売り圧力が強まり、急速に上げ幅を縮小して下落に転じている。急反発して始まり、一時上昇率が10%を超えたフジクラも、その後は下げに転じている。

決算発表を通過したAI・半導体関連を主導してきた、モメンタム重視の海外短期筋の買いが鈍っている可能性がある。日米の国債市場で金利上昇が目立つことも、AI・半導体関連に対する利益確定売りを促す要因となっている。

売買動向と個別銘柄の明暗

キオクシアは15日の取引終了後に予定する決算発表を前に、下げ幅を広げている。10時時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9629億円、売買高は8億3182万株だった。

個別銘柄では、イビデンやSMC、信越化学工業が安い。一方で、ソフトバンクグループ、ファナック、東京エレクトロン、ソニーグループは高く、相場全体が弱含むなかでも一部大型株には買いが入っている。

当サイトの以前の記事では、Nvidia(NVDA)が買われ過ぎに近い強い上昇モメンタムを保つ一方で、米中の半導体規制や中国市場アクセスを巡る不透明感が株価の変動要因になり得る点を整理しました。具体的には、ジェンスン・フアンCEOの北京訪問を受けた交渉の行方が、H200チップの中国販売再開期待とリスクの両面で注目され、テクニカル面でも重要な支持線・抵抗線が意識されていると解説しています。

この資料には第三者の意見が含まれている場合がありますが、このウェブページ上のデータおよび情報は、当社の免責事項に従って投資アドバイスを構成するものではありません。厳格な編集上の誠実性を遵守していますが、この投稿にはパートナーの製品に関する言及が含まれている場合があります。