米宇宙企業のSpaceXは、日本で実施する新規株式公開の募集額を従来計画より引き上げ、最大25億ドルに拡大する。6月12日に予定する上場に向けて、日本の個人投資家が申し込める株数も増え、国内証券経由の販売体制が広がる。
ハイライト
- SpaceXは訂正有価証券届出書で日本向けIPO募集額を従来より5億ドル増やし最大25億ドル(約4000億円)に拡大。
- 発行株式数は約1481万株から約1851万株に増加し、公開価格の仮条件は1株135ドル、IPO実施日は12日を予定。
- みずほ証券、楽天証券、SBI証券の3社が日本でのIPO販売を担当し、募集額拡大は個人投資家参加と需要取り込みを促進。
訂正届出書で示した募集拡大の内容
日経によると、SpaceXは5日に提出した訂正有価証券届出書で、日本での募集額を従来より5億ドル増やし、最大25億ドル、約4000億円とする方針を示している。公開価格の仮条件は1株135ドルで、IPOは12日を予定する。
日本で募集する発行株式数は約1481万株から約1851万株に増える。IPOの幹事証券には米国みずほ証券が加わっている。
国内販売体制と投資家への影響
日本では、販売委託を受けるみずほ証券、楽天証券、SBI証券の3社を通じてIPOに応募できる。当選した投資家は、上場前の公開価格で株式を取得できる。インターネットでの申し込みは、楽天証券が5日から12日午前6時まで、SBI証券が5日から11日午前10時59分まで受け付ける予定だ。募集額の拡大は、日本市場での需要の取り込みを強める動きとなり、大型案件として証券会社の個人向け販売にも影響を与えそうだ。
当社の以前の記事では、SpaceXの今後のIPOに向けてJPMorgan Chaseが富裕層顧客を積極的に勧誘し、注目度の高い案件で投資銀行としての存在感を強めている点を取り上げました。あわせて、こうした関与が手数料収入や市場シェア拡大につながる可能性と、JPM株価のモメンタム(買われ過ぎシグナルを含む)についても整理しています。
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