三菱UFJアセット、SpaceX組み入れ投信の新規購入受け付けを停止

三菱UFJアセット、SpaceX組み入れ投信の新規購入受け付けを停止
SpaceX投信受付停止

三菱UFJアセットマネジメントは、U.S.で12日にIPOを予定するSpaceXを組み入れた投資信託の新規購入受け付けを停止した。日本から未上場の有力企業へ投資できる手段として個人資金が集中しており、受付再開の時期は未定となっている。

ハイライト

  • 三菱UFJアセットマネジメントは、残高急拡大を受けSpaceX組み入れ投信の新規購入を6月3日に前倒しで停止した。
  • 2024年6月10日時点で当該投信の残高は1353億円に達し、組み入れ未上場株の比率は約4割に上昇した。
  • 2024年4月以降、当ファンドには月次で数百億円規模の資金流入が続き約3割が新規資金由来とされる。

受け付け停止の背景と運用の中身

日本経済新聞によると、この投資信託はSpaceXに投資する国内公募投信のうち、日次で購入や解約ができる唯一の商品となっている。上場株と未上場株を組み入れるクロスオーバー型で、実際の運用はUKのBaillie Giffordが担っている。

5月末時点の月次リポートでは、SpaceXやAnthropicを含む未上場企業の組み入れ比率は4割を占める。三菱UFJアセットマネジメントは当初、新規購入の受付期間を6月5日までとしていたが、残高の急拡大を受けて6月3日に前倒しで締め切った。適切な残高規模で運用するためとしており、6月10日時点の残高は1353億円だった。

個人資金流入と市場の関心

この投資信託は2021年に運用を始めたが、直近4年は資金流出が続いていた。一方で2026年4月以降は、月次で数百億円規模の資金流入が続く状況に変わっている。

販売を担うSMBC日興証券の藤川真人アセットマネジメント・保険マーケティング部長は、申込金額の約3割が新規資金による投資だと説明している。SpaceXやAnthropicなど未上場株への注目の高まりが、資金流入の主因になっているとの見方を示した。

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