SBI、ビットバンク買収で暗号資産預かり残高1兆円超へ

SBI、ビットバンク買収で暗号資産預かり残高1兆円超へ
SBIがビットバンク買収

国内の暗号資産交換業界で再編の動きが強まるなか、SBIグループはビットバンクを467億円で買収すると発表した。SBI VCトレードとの単純合算では口座数が約292万、預かり資産は約1兆1000億円となり、業界最大規模になる見通しだ。

ハイライト

  • SBIグループは8月にも個人株主からビットバンク株式を買い取り、10月末までに既存株主からも追加取得を完了予定。
  • 買収額は467億円で、SBIが5月に連結子会社化方針を公表して以降、暗号資産事業基盤の大幅拡大を狙う。
  • SBI VCトレードとビットバンクの統合で口座数は約292万、預かり資産は約1兆1000億円となり、業界首位規模に到達する見込み。

買収の枠組みと完了までの工程

SBIグループの発表によると、Nikkeiによれば、SBIホールディングス子会社が8月にも、創業者などの個人株主からビットバンクの株式を買い取る。これに続き、ビットバンクが10月末までに既存株主のMIXIとセレスが保有する株式を取得する予定だ。

今回の買収額は467億円で、SBIは5月にビットバンクの連結子会社化を見据えた資本業務提携の協議を始めたと明らかにしていた。買収が進めば、SBIは暗号資産事業の運営基盤を一段と拡大することになる。

業界首位規模への拡大と市場への影響

SBIHD傘下で暗号資産交換業を手がけるSBI VCトレードとビットバンクを合わせた口座数は、4月時点の単純合算で約292万となる。預かり資産の合計額は約1兆1000億円となる見込みで、国内市場での存在感は大きく高まる。

暗号資産交換業者ごとに預かり資産の開示時期は異なるものの、業界大手ではビットフライヤーが2025年12月末時点で約9600億円、コインチェックが2025年3月末時点で約8000億円となっている。今回の統合後の規模はこれらを上回る水準となり、国内の暗号資産交換業界で再編圧力が強まる可能性がある。

当社の以前の記事では、CoinbaseがOpenAIやAnthropicに連動したプレIPOパーペチュアル先物を導入し、デリバティブ商品を拡充した点を取り上げました。商品多様化で国際的な需要を取り込みにいく一方、株価は主要移動平均線を下回るなどテクニカル面では弱含みが続き、レンジ内での不安定な推移が想定される状況でした。

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