メルカリ、高額リユース品ECを開設、88社が出店

メルカリ、高額リユース品ECを開設、88社が出店
メルカリ高額リユース新展開

中古スマートフォンや高額ブランド品の流通拡大を狙い、メルカリは品質保証付きの商品に絞った新たなECサイトの運営を14日に始めた。新サイト「m department」では真贋鑑定や品質検査を経た商品を扱い、中古品購入への不安の軽減と高単価分野の取引活性化を目指す。

ハイライト

  • メルカリは高額リユース品専門ECサイトを新設し、コメ兵HDやソフマップ等88社が出店、出店手数料は10%に設定。
  • リユース市場は2024年に前年比4.5%増の3.3兆円、2030年には4兆円へ成長予想、特にスマホとブランド品が高成長を牽引。
  • 品質保証付き中古品の供給強化でメルカリは不安解消を図り、高額リユース流通拡大と新規サービス展開を狙う。

新サイトの運営体制と取扱商品

日本経済新聞が報じた内容によると、メルカリは高額リユース品に特化したECサイトを立ち上げ、コメ兵ホールディングスやビックカメラ傘下のソフマップなど88社と連携している。商品の出品と品質保証は各事業者が担い、メルカリはサイト運営に加えて品質基準の策定や管理を手がけ、出店手数料は10%に設定した。

取扱品目はスマートフォン、高級時計、バッグなどで、すべての商品に品質保証を付ける。リファービッシュ品は動作確認やバッテリー容量80%以上といった基準を満たした商品のみを販売し、利用者はメルカリのアプリから新サイトを使える。

メルカリは2027年に消費者からの買い取りサービスも始める予定で、現在の主力であるスマホや高額ブランド品から、今後はスポーツ用品や家具にも対象を広げる考えだ。同日の記者発表会で篠原孝明執行役員は、百貨店で買い物をするような上質な体験を提供したいと述べている。

拡大するリユース市場と需要の追い風

高額中古品の強化の背景には、国内リユース市場の拡大がある。本文で示された市場データでは、リユース市場は2024年に前年比4.5%増の3.3兆円となり、2030年には4兆円規模に広がる見通しだ。

なかでも携帯電話・スマホは22%増、ブランド品は16%増と伸びが大きい。AI需要を背景としたメモリ価格の上昇で新品スマホの販売価格が高止まりしており、相対的に割安な中古品への需要が強まっている。

メルカリはこれまでも「メルカリショップス」を通じて国内中小事業者のブランド品販売を支援してきたが、新サイトでは品質保証を前面に出すことで、高額商品の取引に伴う不安を抑え、流通量の拡大につなげる構えだ。

当社の以前の記事では、AI関連株への資金回帰や円安進行、中東情勢の緊迫化が同週の日本株・為替・原油市場に与える影響を整理しました。あわせてNvidia(NVDA)について、主要移動平均線を上回る強気のテクニカル構造が投資家心理を支える一方、買われ過ぎサインや高いボラティリティから短期的な調整リスクにも注意が必要だと述べています。

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