JPX、OLIVER CORPORATION新規上場初日の売買成立ルールを公表

JPX、OLIVER CORPORATION新規上場初日の売買成立ルールを公表
OLIVER上場初日の取引

OLIVER CORPORATIONは9月16日に新規上場し、初値が決まるまで東京証券取引所の特別な売買成立方式が適用される。気配更新の上限は702円、下限は229円に設定され、初値決定までは値幅制限が適用されない。

ハイライト

  • OLIVER CORPORATION(619A)の新規上場初日は板中心値段305円、初値決定前の注文受付価格は77円から1,220円の範囲に設定。
  • 買い気配の上限は702円(中心値段の230%)、売り気配の下限は229円(75%)となり、特別気配は10分ごとに16円ずつ更新。
  • 初値成立前は成行注文禁止・値幅制限非適用で、初値決定後に基準値段をもとに通常の値幅制限へ移行。

初値決定までの特別気配運用

如Japan Exchange Groupが公表し伝えた通り、OLIVER CORPORATION(619A)の板中心値段は305円で、これは売出価格にあたる。売買開始時にはこの305円で最初の特別気配が表示され、開始時点で特別気配更新値幅の範囲内に対当気配があれば直ちに約定する。

買い気配の上限は702円で、板中心値段の230%に相当する。特別買い気配は10分ごとに16円ずつ引き上げられ、702円に達するか初値が決まるまで更新される。一方、売り気配の下限は229円で、板中心値段の75%にあたり、通常の更新値幅と時間間隔で更新される。

初値決定前の注文受付価格の範囲は77円から1,220円までで、板中心値段の25%から400%に設定される。JPXは、新規上場銘柄では上場日に成行の売り注文と買い注文を禁止し、初日に売買が成立しない場合も初値が決まる日までこの制限を続けるとしている。

上場初日の市場運営への影響

初値が決まるまでは日々の値幅制限が適用されず、初値成立後にその価格を基準値段として通常の値幅制限へ移行する。この仕組みは、新規上場銘柄の需給を段階的に探りながら、初値形成を円滑に進めるための市場運営ルールとなる。

今回の特別気配運用は、新規上場銘柄に共通して適用される初値決定までの措置で、投資家は通常銘柄とは異なる気配更新間隔や注文制限を踏まえて取引対応を求められる。とくに成行注文が使えないため、上場初日の売買では指値注文を前提に価格水準を見極める必要がある。

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