東京証券取引所は9月25日に新規上場するcadoに対し、初値が決まるまで特別気配による売買成立ルールを適用する。板中心値は2,680円に設定され、初値決定前は値幅制限が適用されず、成行注文も禁止される。
ハイライト
- 日本取引所グループはcado(証券コード628A)上場初日に特別気配運用ルールを適用し初値決定まで値幅制限を解除する。
- 取引開始時の板中心値は2,680円、買い気配上限は6,170円、売り気配下限は2,010円、注文可能価格範囲は670円〜1万720円に設定される。
- 上場初日は成行注文を禁止し、初値決定まで継続することで需給反映と価格形成の透明性を高める仕組みとなる。
初値決定までの特別気配運用
日本取引所グループ(JPX)によると、cado(証券コード628A)は上場初日に初値が決まるまで新規上場銘柄向けの特別な売買成立方式の対象となる。取引開始時点の板中心値は2,680円で、この価格で最初の特別気配が表示される。買い気配の上限は6,170円で、板中心値の5%に当たる134円刻みで10分ごとに特別買い気配を切り上げる。売り気配の下限は2,010円で、こちらは通常の更新値幅と更新時間に基づいて更新される。取引開始時に特別気配更新値幅の範囲内に対当する気配があれば、その時点で即時に約定する。
初値が決まるまでは日々の値幅制限は適用されず、初値決定後にその初値を基準値として通常の値幅制限が適用される。注文可能価格の範囲は670円から1万720円までに設定されている。
投資家の注文制約と上場初日の影響
上場初日の売買では、買いと売りの成行注文が禁止される。上場初日に売買が成立しない場合も、初値が決定する日まで成行注文の禁止は継続する。こうした仕組みは、新規上場銘柄の初値形成時に需給を段階的に反映させるための措置となる。特に初値決定前は通常の値幅制限が外れる一方で、気配更新の刻みや時間間隔、注文価格の許容範囲をあらかじめ示すことで、価格形成の透明性を確保する狙いがある。
- Forex
- Crypto