東京株式市場で日経平均が続落、金利上昇が半導体株と輸出株の重荷

東京株式市場で日経平均が続落、金利上昇が半導体株と輸出株の重荷
日経平均が続落

東京株式市場では18日前場の寄り付き後、日経平均株価が前週末比で約400円安の6万1000円近辺で推移し、一時500円超安まで下げ幅を広げている。U.S.の金利上昇と国内債券利回りの上昇が重なり、AIや半導体関連を中心に売りが先行する一方、個別では好決算銘柄に買いが入っている。

ハイライト

  • 米国で長期金利が上昇し株価が下落した流れを受け、東京市場でもリスク回避の売りが優勢となり日経平均が続落。
  • フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が15日に4%超下落し、東京市場でもソフトバンクGや東エレクなどAI・半導体株が大幅安。
  • 好決算を発表したキオクシアや野村総研、ソニーG、第一三共は逆行高となり、一部銘柄への先高観が根強い。

米金利上昇と国内債券安が相場を圧迫

Nikkei QUCIKニュース(NQN)によると、前週末15日のU.S.株式市場では、インフレ懸念を背景に長期金利が上昇し、主要3指数がそろって下落した。この流れを受けて東京市場でも海外投資家などのリスク許容度が低下し、寄り付きから売りが先行している。

15日のU.S.市場では、原油価格の上昇などを受けたインフレ警戒が債券売りを促し、株式の相対的な割高感が意識されている。AI需要の拡大期待で買われていたテック株には利益確定売りが広がり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%超下落している。

18日の国内債券市場でも金利が一段と上昇しており、株式への売り圧力を強める要因となっている。日経平均は先物買いが主導して上げに転じる場面もあるが、相場全体では金利動向への警戒が続いている。

AI関連に売り先行、好決算銘柄は逆行高

足元の上昇相場をけん引してきたソフトバンクグループ(SBG)などAI・半導体関連株には売りが先行し、自動車など輸出関連銘柄も安い。東証株価指数(TOPIX)も続落しており、東エレクやファストリ、フジクラが下落している。

一方で、投機筋を中心に株価の先高観はなお根強い。15日に4〜6月期の大幅増益を発表したキオクシアは買い気配となっており、野村総研やソニーG、第一三共も上昇している。

当サイトの以前の記事では、東京市場で日経平均が朝方に上昇したものの、AI・半導体関連株に利益確定売りが広がって急速に失速し、指数が下落に転じた状況をお伝えしました。アドバンテストやキオクシアなどの下落が重荷となる一方、ソフトバンクグループや東京エレクトロンなど一部大型株は相対的に底堅く、物色の偏りが目立つ展開でした。

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