半導体株の直近の売りを受け、AMDは反発を試みているが、明日の決算で相場の構図が一変する可能性がある。次の焦点は、決算後のボラティリティが高まる前に買い手が株価を528ドル付近まで押し上げられるかどうかだ。
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AMDは米国市場の取引終了後、11月3日火曜日に四半期決算を発表する予定だ。同社の公式カレンダー によると、投資家はデータセンター部門の業績、AIアクセラレーター需要、経営陣の見通しに注目する。前回の決算では、AMDは第3四半期の売上高を約130億ドル、調整後粗利益率を約56%と予想していた。
10月30日のテクノロジー株売りが起きて以降、警戒感が強まっている。インテルとAmazonが弱い見通しを示したことが売りのきっかけとなった。AMDの決算を受け、11月4日にかけて一晩で株価が大きく窓を開ける可能性があり、決算をまたいでポジションを保有することは短期トレーダーにとって特にリスクが高い。

528ドルへの回復がメインシナリオに
前回示したシナリオ は完全に実現し、AMDは目標の500ドルに到達し、493ドル付近のサポートを試した。
その後、株価はこの水準から反発し、11月2日のプレマーケット取引では513ドルを上回った。今日も回復が続き、上値抵抗となる528ドルに向かう展開がメインシナリオだ。
AMDが528ドルを上抜けてその水準を維持すれば、反発は540ドルに向けて続く可能性がある。
500ドルを下回る水準が定着すれば、このシナリオは無効となる。その場合、株価は493ドルを再び試した後、次のサポートである479ドルに向かう可能性がある。
AIへの強い期待で失望の余地は小さい
今回の決算では、AMDがAI事業に寄せられる高い期待に応えられるかが試される。直近の売りを受け、投資家は見出しとなる数字だけでなく、アクセラレーターの出荷台数、サーバー事業の成長、収益性の見通しにも注目する。
決算が市場予想を上回っても、経営陣が今後数四半期について慎重な見方を示せば、株価上昇につながらない可能性がある。期待がなお高いなか、見通しは発表済みの業績と同じくらい重要になり得る。
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