ソフトバンクG、Arm CEO報酬が25%増、株主総会招集通知で借入先も開示
ソフトバンクグループは6月24日に開く定時株主総会に向け、役員報酬や主要取引銀行からの借入状況を含む招集通知を5月29日に公開した。傘下Armのレネ・ハースCEOの2025年度報酬は61億3900万円に増え、孫正義会長兼社長の報酬は1億円で据え置かれている。
ハイライト
- Arm CEOのハース氏報酬は前年度比25%増、株式報酬27%増の約52億円+ソフトバンクGから9600万円が内訳。
- Arm株価は2026年3月末時点で前年同期比42%上昇、報酬増加は株価上昇によるものと示された。
- ソフトバンクGの主な借入先はJPモルガン・チェース1兆1028億円(前年度比2.4倍)、みずほ1兆533億円、三井住友5936億円。
招集通知で示された報酬と開示内容
日経の報道によると、ハース氏の報酬は前年度比25%増となり、内訳ではArmからの株式報酬が27%増の約52億円、ソフトバンクグループからの報酬が9600万円となっている。ハース氏は2023年6月の定時株主総会を経てソフトバンクグループの取締役に就いており、4月には国際事業のトップにも就任している。
Arm株は2026年3月末時点で1年前に比べ42%上昇しており、報酬増加の背景には株価上昇による株式報酬の拡大がある。招集通知では、主要な金融機関からの借入状況もあわせて開示している。
株主還元と資金調達の構図
孫氏の報酬は1億円で変わらず、内訳は賞与8800万円、業績にかかわらず固定される基本報酬1200万円だった。一方で、孫氏は2026年3月末時点で約17億株のソフトバンクグループ株を保有し、配当収入は187億円にのぼる。同氏の保有比率は自己株式を除く発行済み株式の29.88%で、3月末時点の保有株の時価は約6兆円となる。5月29日終値ベースでは株価が3月末から2.1倍に上昇しているほか、主要借入先ではJPモルガン・チェースが前年度比2.4倍の1兆1028億円で最大となり、みずほ銀行が1兆533億円、三井住友銀行が5936億円で続いている。
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