テレビ朝日ホールディングスの株主構成に変化が生じ、アクティビストとして知られる村上世彰氏の長女、野村絢氏が1.86%を保有していることが明らかになった。保有株数は195万2100株で第8位株主に入り、資本効率の改善を求める動きへの関心が高まっている。
ハイライト
- 野村絢氏がテレビ朝日HD株を195万2100株(1.86%)取得し、第8位株主となったことが株主総会招集通知で判明。
- テレビ朝日HDの株価は3日終値3115円、PBRは約0.7倍で、資本効率向上への株主提案が市場で意識されている。
- 野村氏は京阪HDや近鉄GHD、京葉銀行、ヤマダHDなど複数業種の株主として浮上し、資本政策への影響が注目される。
株主総会招集通知で判明した保有内容
日本経済新聞によると、この保有はテレビ朝日HDが26日に開く定時株主総会の招集通知で開示された。招集通知では、野村氏の保有株数が195万2100株とされ、同社の第8位株主になっている。市場では、政策保有株の売却などを通じた資本効率の向上を求める可能性があるとの見方が出ている。テレビ朝日HDの株価は3日終値で3115円、PBRは約0.7倍と、解散価値の目安とされる1倍を下回っている。
他社にも広がる保有判明の動き
株主総会の招集通知を通じて、野村氏が大株主として浮上する企業は相次いでいる。3日までに開示された招集通知では、京阪HDや近鉄GHDなどの私鉄株を保有していることも明らかになっている。このほか、京葉銀行やヤマダHDの株式も取得している。複数業種で保有先が広がっており、今後の株主提案や企業側の資本政策への影響が注目される。
当社の以前の記事では、東京電力ホールディングスが経営再建の一環としてカナダのシガーレイク・ウラン鉱山権益を売却し、資産圧縮と財務体質の改善を進める方針を取り上げました。今後3年で2000億円規模の資産売却を掲げるなど、保有資産の見直しを通じて資本効率の改善を図る動きが焦点でした。
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