原材料や包装材の価格上昇が続くなか、久光製薬は主力の一般用医薬品の価格改定に踏み切る。8月1日以降の出荷分を対象に49品目を約5%から28%引き上げる一方、点眼薬1品目は市場価格を踏まえて値下げする。
ハイライト
- 久光製薬は8月1日出荷分からサロンパスなど49品目で約5%~28%の値上げを実施する。
- 主力のサロンパス40枚入りは3年ぶりに税別680円へ14%値上げし、コスト高を価格に転嫁する。
- 点眼薬『眼涼アルファーストEX』は市場価格を考慮して26%値下げし、品目ごとに柔軟な価格改定を行う。
価格改定の対象と実施時期
日本経済新聞によると、久光製薬は15日、貼り薬「サロンパス」や「フェイタス」、水虫治療薬「ブテナロック」など計49品目の価格を引き上げると発表した。対象は8月1日以降の出荷分で、上げ幅は約5%から28%となる。
主力商品のサロンパスは3年ぶりの値上げとなる。サロンパス40枚入りのメーカー希望小売価格、税別は680円となり、現状から14%引き上げる。
コスト上昇の転嫁と商品別の対応
今回の改定では、原材料や包装材の価格高騰に加え、高止まりする物流費やエネルギーコストを販売価格に反映する。医薬品メーカーでは調達費用や輸送費の上昇が続いており、収益確保に向けた価格見直しが広がる可能性がある。一方で、点眼薬の「眼涼アルファーストEX」は市場価格を踏まえ、26%引き下げる。久光製薬は品目ごとの市場環境も考慮しながら、価格改定を進める。
当サイトの以前の記事では、中東情勢を背景にナフサの価格・供給が不安定化し、その影響が日用品の買いだめや節約意識の広がりとして家計の購買行動に波及している点を整理しました。食品ラップやゴミ袋など石油化学由来製品に近い分野で影響が意識され、簡素包装や詰め替えなどリサイクル志向の高まりも示唆されています。
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