証券業務基盤監理、外国株式コーポレートアクション情報連携サービスを開始

証券業務基盤監理、外国株式コーポレートアクション情報連携サービスを開始
新サービスで効率化

証券業務の共通基盤整備が進む中、証券業務基盤監理株式会社は10月19日に「外国株式コーポレートアクション情報連携サービス」を開始する。外国株を扱う証券会社の事務負担や情報取得コストの軽減を通じて、投資家向けサービスの安定運営につながることが期待される。

ハイライト

  • 証券業務基盤監理株式会社は10月19日、外国株式コーポレートアクション情報連携サービスを日本証券業協会と連携して開始する。
  • 複数の証券会社が共通インフラを利用し、情報連携標準化と業務の集約を推進、事務負担と情報取得コスト削減を実現する。
  • 日本証券業協会は業界共通基盤の構築と投資家向けサービスの安定性強化に向け、証券業務基盤監理株式会社への支援を継続する方針。

サービス開始の概要と提供体制

日本証券業協会の発表によると、このサービスは日本証券業協会の発表を引用し、証券業務基盤監理株式会社が提供する業務サービスの第1号として、当初予定どおり10月19日に始まる。協会は証券業務の効率化に向けた検討を進めるとともに、効率化業務の主体である同社の業務支援に取り組んでいる。

サービスでは、監理会社の委託先である情報ベンダーが、外国株式の発行会社に関するコーポレートアクション情報などをユーザー証券会社へ提供する。複数の証券会社が共通の仕組みを利用することで、情報連携の標準化と業務の集約が進む構図だ。

証券会社の効率化と投資家対応への効果

この共通サービスにより、ユーザー証券会社は事務負担と情報入手コストの低減を図りながら、外国株式のコーポレートアクションの解釈に必要な質の高い情報を効率的に入手できる環境が整う。外国株式を取り扱う証券会社にとっては、投資家に対してより安定的かつ円滑にサービスを提供しやすくなることが見込まれる。

日本証券業協会は今後も証券業務の効率化に向けた検討を続け、投資家向けサービスの安定性向上と証券会社の業務負担軽減を支える業界共通基盤の整備に向けて、証券業務基盤監理株式会社への支援を継続する方針だ。

当社の以前の記事では、東京証券取引所が進める市場改革の全体像を取り上げ、2022年の市場区分再編(プライム・スタンダード・グロース)を起点に、上場企業へ資本効率改善を促す要請やグロース市場の上場維持基準引き上げなどが進んでいる点を整理しました。さらに、TOPIXの構成見直しによって指数の銘柄選別基準が明確化し、市場全体の規律強化や投資資金の流れにも影響し得ることを解説しています。

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