ヤマト運輸の宅配便取扱数量が減少、6月は値上げ影響で9カ月連続前年割れ

ヤマト運輸の宅配便取扱数量が減少、6月は値上げ影響で9カ月連続前年割れ
ヤマト取扱量減少続く

国内の宅配需要に企業ごとの差が広がっており、ヤマト運輸の6月の取扱数量は前年同月を下回った。大口法人向けの配達料金引き上げに伴う需要減に加え、気温が前年より低く推移し、EC経由の飲料需要が伸び悩んだことも響いている。

ハイライト

  • ヤマト運輸の6月宅配便取扱数量は前年同月比4.3%減の1億5564万9034個となり、9カ月連続で前年割れが続いた。
  • 大口法人顧客向け配達料金引き上げと低気温による飲料EC需要減がヤマト運輸の数量減少要因となった。
  • SGホールディングスは6月の取扱数量が前年同月比6.2%増の1億1800万個となり、13カ月連続で前年を上回った。

6月の取扱実績と減少要因

日経の報道によると、ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸が6月に取り扱った宅配便などの数量は、前年同月比4.3%減の1億5564万9034個だった。前年同月を下回るのは9カ月連続となる。

数量減少の背景には、大口法人顧客の配達料金引き上げに伴う需要の落ち込みがある。加えて、前年に比べて気温が低く推移したことで、電子商取引を通じた飲料需要が伸び悩んだという。

物流各社の実績と業界動向

一方、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスの配達事業は、6月の取扱数量が前年同月比6.2%増の1億1800万個となった。前年実績を上回るのは13カ月連続で、同業大手の間で取扱動向に違いが出ている。

日本郵便が5月に引き受けたゆうパックやゆうメールなどの荷物は、前年同月比2.9%減の3億3181万個だった。このうち、ゆうパックは4.8%増の4457万個で、サービス別では明暗が分かれている。

当社の以前の記事では、10月の酒税改正でビールが減税となり、発泡酒や第三のビールとの価格差が縮小する見通しを整理しました。キリン、アサヒ、サントリー、サッポロなど各社が商品刷新や値下げ、販促提案を強化する一方、物価高で減税効果が打ち消される可能性もあり、店頭での「値ごろ感」が需要回復の鍵になる点を指摘しています。

この資料には第三者の意見が含まれている場合がありますが、このウェブページ上のデータおよび情報は、当社の免責事項に従って投資アドバイスを構成するものではありません。厳格な編集上の誠実性を遵守していますが、この投稿にはパートナーの製品に関する言及が含まれている場合があります。