オリックス、キオクシア株上昇で4〜6月期純利益を押し上げへ

オリックス、キオクシア株上昇で4〜6月期純利益を押し上げへ
オリックス純利益上昇へ

オリックスは投資先の東芝が保有するキオクシアホールディングス株の値上がりを受け、2026年4〜6月期の連結純利益が約700億円押し上げられる可能性があると明らかにした。東芝の決算やキオクシア株の売買動向によって影響額が変わるため、2027年3月期の通期見通しは現時点で修正が難しいとしている。

ハイライト

  • オリックスはキオクシア株上昇を受け、2026年4〜6月期の純利益押し上げを見込む可能性が示された。
  • オリックスはJIPファンド経由で東芝に1000億円を出資し、東芝のキオクシア株18%保有による株価変動が収益に波及する構図となる。
  • 2027年3月期の連結純利益は前期比18%増の5300億円を見込むが、東芝の決算・キオクシア株売買により業績見通しは変動する可能性がある。

キオクシア株高の反映時期

日本経済新聞によると、今回の増益効果は東芝が2026年1〜3月期に計上したキオクシア株の売却益と評価益をもとに試算している。オリックスは21日に公表し、2026年4〜6月期の業績に反映される可能性を示した。

オリックスは日本産業パートナーズ, JIP, が運営する投資ファンドを通じて東芝に1000億円を出資している。東芝は2026年3月末時点でキオクシア株を18%保有しており、その株価変動がオリックスの収益に波及する構図となっている。

通期見通しと収益拡大への含意

一方で、2027年3月期の業績予想は東芝の今後の決算内容や、東芝によるキオクシア株の売買によって変動する可能性がある。このためオリックスは、現段階では通期見通しの修正は困難としている。

オリックスは5月11日、2027年3月期の連結純利益が前期比18%増の5300億円になる見通しを示している。会社は4期連続での最高益更新を見込んでおり、投資先資産の価値変動が業績の上振れ要因として注目される。

当社の以前の記事では、2026年1〜3月期の日本の実質GDPが市場予想を上回り、個人消費と設備投資が成長を押し上げた点を整理しました。あわせて、中東情勢を背景とする原油高がインフレ圧力を強め、長期金利の上昇や円安を通じて企業収益や家計に波及し得ることにも触れています。

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