JX金属、半導体検査材を2028年度までに倍増へ、AI需要で増産

JX金属、半導体検査材を2028年度までに倍増へ、AI需要で増産
JX金属が生産倍増

生成AIの普及を背景に半導体の生産拡大が続き、検査工程で使う材料の供給力強化が重要になっている。JX金属は半導体検査部品向けのロジウムめっき液について、2028年度までに生産能力を2025年度比で2倍以上に引き上げる方針だ。

ハイライト

  • JX金属は数億円を投じて高槻工場の半導体検査部品向け金属材料の生産能力を2028年度までに倍増する。
  • 増産対象はロジウムめっき液で、AI用途拡大による半導体検査部材への需要増加に対応する目的。
  • 半導体生産拡大に連動してプローブカード向け検査部品の市場も成長し、JX金属は供給力強化を急ぐ。

高槻工場で能力増強

日本経済新聞によると、JX金属は24日、半導体の検査部品向け金属材料の生産能力を引き上げると発表した。投資額は数億円で、子会社のJX金属商事が運営する高槻工場、大阪府高槻市で増強を進める。

増産の対象は、貴金属のロジウムを使うロジウムめっき液だ。この材料は半導体検査に用いるプローブカード向けで、検査対象に接触するプローブピンの機能を支える。

AI拡大で検査需要が上向く

プローブカード1枚には、検査対象に触れる数千本から数万本のプローブピンが搭載される。このため、半導体の生産量が増えるほど、関連する検査部材の需要も広がりやすい。

人工知能、AIの普及で半導体製造は増えており、検査工程の重要性も高まっている。JX金属は検査材料の供給力を高めることで、拡大する半導体市場への対応を急ぐ。

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