地域交通の定着が進むなか、宇都宮市の次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」の累計利用者数が1500万人に達した。2023年8月26日の全線開業から1048日目での到達となり、当初予測を約7カ月前倒しした。
ハイライト
- 宇都宮ライトレールのLRT累計利用者数が当初想定より7カ月早く7月8日に1500万人へ到達した。
- 2025年4月18日には1日で最も多い2万1971人が利用し、沿線イベントが利用増に貢献した。
- 8月22日には3周年企画として小学生以下無料乗車を実施し、ファミリー層の利用拡大と需要増加を目指す。
利用実績の到達時期と需要の広がり
日本経済新聞によると、芳賀・宇都宮LRTを運行する宇都宮ライトレールは7月9日、累計利用者数が前日の8日に1500万人に達したと発表した。開業3周年を迎える前の段階で節目を超え、需要の立ち上がりが当初想定を上回っていることが示された。
1日当たりの利用者数が最も多かったのは2025年4月18日で、2万1971人が利用した。同日は大相撲宇都宮場所が開催されており、沿線イベントが利用増を後押しした。
地域交通施策と今後の利用促進
宇都宮ライトレールは開業3周年企画として、8月22日に小学生以下の子どもが始発から終電まで全区間を無料で利用できる「ライトラインキッズフリーDAY」を実施する。家族層の利用機会を広げ、沿線での移動需要の裾野拡大につなげる狙いがある。宇都宮LRTは地域の公共交通再編や回遊性向上の基盤として位置づけられており、利用者の積み上がりは交通インフラとしての浸透を映す。今後は乗り継ぎ改善や沿線機能の充実、西側延伸の検討とあわせて、輸送需要のさらなる拡大が焦点になる。
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