飲料各社で原材料や物流コストの上昇を価格に反映する動きが続くなか、キリンビバレッジは主力の茶系飲料を含む幅広い商品で希望小売価格を引き上げる。対象は10月1日納品分からで、全体品目の約9割にあたる166品に及ぶ。
ハイライト
- キリンビバレッジは10月1日納品分から『生茶』や『午後の紅茶』など166品の希望小売価格を5%~18%引き上げる。
- 主な商品では『生茶』525mlと『午後の紅茶』500mlが200円から220円、『ファイア ブラック 目覚めの深煎り』275gが184円から204円に上昇する。
- 今回の改定は全体品目の約9割を占めコスト上昇への対応で、飲料業界全体の価格改定トレンドと消費行動へ波及の可能性がある。
対象商品と改定幅
日本経済新聞によると、キリンビバレッジは6月8日、「生茶」や「午後の紅茶」など166品の希望小売価格、税抜きを5%から18%引き上げると発表した。価格改定は10月1日納品分から適用し、原材料、容器包材、エネルギー、物流に関わる費用の上昇を価格へ転嫁する。
主な対象商品では、ペットボトル入りの「生茶」525ミリリットルと「午後の紅茶」500ミリリットルの希望小売価格が200円から220円になる。「ファイア ブラック 目覚めの深煎り」275グラムのボトル缶は184円から204円に上がる。
飲料業界への波及と収益対応
今回の改定は、キリンビバレッジの全体品目の約9割を占める規模となり、コスト上昇への対応を広範囲で進める内容となる。茶系飲料やコーヒー飲料の定番商品が含まれるため、小売店頭価格や消費者の購買行動にも影響が及ぶ可能性がある。食品や日用品では、原材料費に加えて包材や輸送費の負担増が続いており、メーカー各社で価格改定の動きが広がっている。飲料メーカーにとっては、採算維持とブランド競争力の両立が引き続き課題になる。
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