東京メトロ、2028年3月以降の運賃改定を検討

東京メトロ、2028年3月以降の運賃改定を検討
東京メトロ運賃改定検討

東京メトロは安全投資と利便性向上の原資を確保するため、2028年3月以降の運賃改定を検討している。全面的な運賃改定が実現すれば、営団地下鉄時代の1995年以来で、民営化後では初めてとなる。

ハイライト

  • 東京地下鉄は2028年3月以降の運賃改定を目指し、決算会見で中長期成長のための設備投資を目的と明言した。
  • 改定で得た収入は安全対策やサービス向上への投資に充てる方針で、2027年3月の実施は難しいと小坂社長が表明した。
  • JR東日本が2026年3月に民営化後初の運賃引き上げ、西武鉄道も24年ぶりの値上げを実施し、業界全体で運賃見直しが進行中。

決算会見で示した改定方針

日本経済新聞によると、東京地下鉄は4月28日の決算会見で、2028年3月もしくはそれ以降に運賃改定を目指す方針を明らかにした。小坂彰洋社長は、改定の狙いについて、利用者の利便性向上につながる設備投資を通じて、中長期の成長を実現する基盤を築くためだと説明している。

小坂社長は時期について、2027年3月の実施は難しく、最も早くても2028年3月になるとの認識を示した。改定で得る収入は、安全対策やサービス向上に向けた投資に充てる考えだ。

鉄道各社に広がる運賃見直しの流れ

鉄道業界では、運賃改定の動きが広がっている。JR東日本は2026年3月に、1987年の民営化後で初めてとなる運賃引き上げに踏み切っている。

西武鉄道も24年ぶりに値上げしており、物価上昇やコスト増を背景に、鉄道各社が料金体系の見直しを進める流れが強まっている。東京メトロの検討は、首都圏の鉄道運賃政策に新たな影響を与える可能性がある。

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