Asics、Onitsuka Tiger事業を分社化、訪日需要追い風に成長加速へ

Asics、Onitsuka Tiger事業を分社化、訪日需要追い風に成長加速へ
Asics分社化で加速

Asicsは、高級スニーカーブランドのOnitsuka Tigerを分社化し、ブランド運営の機動力を高める方針を示した。新会社はAsicsの完全子会社となり、意思決定の迅速化と世界市場での競争力強化を通じて事業拡大を目指す。

ハイライト

  • AsicsはOnitsuka Tigerを完全子会社OT Group Corpとして分社化し、ブランド競争力と成長加速を目指すと発表した。
  • Onitsuka Tigerの2025年売上高は1,365億2,000万円で前年比43%増、訪日客需要とブランド人気が成長を牽引している。
  • 同ブランドは2024年7月に新宿で世界最大旗艦店を開設し、2027年2月に米国への再参入も計画している。

分社化計画と成長戦略

Japan Today Businessが伝えたところによると、Asicsは水曜日、Onitsuka Tigerを新会社「OT Group Corp」として切り出す計画を明らかにした。新会社はAsicsの完全子会社として設立され、ブランドの競争力強化、意思決定の迅速化、成長の推進を担う。

記者会見では、現在Onitsuka Tigerを率いる庄田良二氏がOT Groupの社長に就くと述べた。同氏は、世界中の顧客に長く愛されるブランドを目指す考えを示した。

Onitsuka Tigerは、Asics創業家の名と前身企業の名称に由来するブランドだ。デザイン性に加え、快適な履き心地でも評価を得ており、販売拡大につながっている。

国内外の需要拡大と事業展開

Asicsによると、Onitsuka Tigerの2025年売上高は1,365億2,000万円となり、前年から43%増えた。訪日客需要がその伸びを一部支えており、ブランド人気の高まりが業績を押し上げている。

同ブランドは世界の主要都市で大型店を展開しており、来月には東京・新宿に世界最大の旗艦店を開く予定だ。さらに、以前は直営店を閉鎖していたU.S.市場にも、2027年2月に再参入する計画を示している。

生産面では、1月に鳥取県でOnitsuka Tiger専用工場を開設した。販売拡大と供給体制の整備を並行して進めることで、ブランドの中長期成長を支える構えだ。

当社の以前の記事では、アシックスが高級ブランド「オニツカタイガー」を担う事業部の分社化を検討していると伝えました。独立性を高めてブランド形成や出店などの意思決定を迅速化し、売上高の拡大と高い収益性を背景に成長投資を加速させる狙いがある点を整理しています。

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