日本政府、首相の欧州訪問でJALチャーター機を活用
高市早苗首相は13日から18日にかけた欧州訪問で、政府専用機ではなく民間チャーター機を利用する。政府専用機が天皇、皇后両陛下のオランダ、ベルギー訪問に充てられるためで、海外日程の重複が移動手段の切り替えにつながる。
ハイライト
- 高市首相は政府専用機の運用が困難なため、日本航空のエアバスA350チャーター機で欧州を訪問する。
- 政府専用機は皇族の優先利用により首相が利用できず、民間機の活用が政府外遊の代替手段となる事例が増加。
- 首相が民間チャーター機利用で海外出発するのは2022年9月以来で、過去にはウクライナ訪問時も同様の運用事例がある。
欧州訪問の移動手段と運用背景
日本経済新聞によると、高市首相は日本航空、JALのエアバスA350を貸し切って移動する。政府専用機は航空自衛隊が運航するが、利用の優先順位は皇族が高く、今回は両陛下と首相の海外出張日程が重なっている。
首相が外国訪問で政府専用機を使う場面は多いものの、今回はその運用が難しくなった。民間機の活用は、政府の外遊継続に向けた代替手段として位置づけられる。
過去のチャーター機利用と航空需要への示唆
首相が民間チャーター機で羽田空港から外国に向け出発するのは、2022年9月以来となる。当時は岸田文雄首相が国連総会出席のためニューヨークを訪れ、同じ時期に両陛下が故エリザベス女王の国葬参列で英国を訪問していた。2023年3月には、岸田氏が滞在先のインドから極秘にウクライナを訪問する際にも民間チャーター機が使われている。この時は大半の政府職員や同行記者団に行程を伏せる必要があり、羽田からインドまでは政府専用機を使い、残った首相秘書官や同行記者らだけが専用機で帰国した。
当社の以前の記事では、海外旅行需要の回復が想定より鈍い中で、HISが2026年10月期の最終損益見通しを10億円の赤字へ下方修正したことを取り上げました。円安や燃油サーチャージ上昇、中東情勢の不安などが予約の伸びを抑え、グアムのホテル関連で計上する特別損失も重なった点が焦点です。
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