アシックス、通期業績予想を上方修正し売上高1兆円超へ

アシックス、通期業績予想を上方修正し売上高1兆円超へ
アシックス業績上方修正

スポーツ用品大手のアシックスは、2026年12月期の連結業績見通しを引き上げ、売上高が初めて1兆円を超える見通しとなっている。高級ブランド「オニツカタイガー」の伸長が収益を支え、年間配当計画も従来予想から増額している。

ハイライト

  • アシックスは2026年12月期の通期連結純利益予想を前期比22%増の1200億円、売上高予想を1兆500億円へ上方修正した。
  • 2026年1〜6月期の連結決算で売上高は前年同期比33%増の5344億円、純利益は53%増の821億円と4期連続最高更新。
  • 決算発表を受け14日の株価は一時13%高の5389円となり、増配計画や主力ブランドの成長による評価で上場来高値を更新。

通期見通しの引き上げと上半期実績

日本経済新聞によると、アシックスは14日、2026年12月期の連結純利益が前期比22%増の1200億円になる見通しだと発表している。従来予想の1100億円から100億円上振れし、売上高予想も1000億円引き上げて前期比29%増の1兆500億円とし、初の1兆円超えを見込んでいる。

年間配当は従来予想より6円多い44円を計画している。前期実績の28円と比べると16円の増配となる。

同日発表した2026年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比33%増の5344億円、純利益が53%増の821億円だった。純利益は1〜6月期として4期連続で過去最高を更新している。

市場の反応とブランド成長の広がり

通期の純利益見通しは市場予想平均のQUICKコンセンサス1234億円を3%下回っているものの、東京株式市場では業績上振れを好感する動きが出ている。14日の決算発表後、アシックス株は13日終値に比べて一時13%高の5389円まで上昇し、5月につけた上場来高値を更新している。

業績拡大をけん引しているのは「オニツカタイガー」の成長だ。主力ブランドの収益力向上に加え、増配計画も示したことで、収益基盤の強化と株主還元の拡充が同時に進んでいることが投資家の評価につながっている。

当サイトの以前の記事では、企業業績の底堅さを背景にTOPIXが上昇し、半導体関連に加えて業績予想の上方修正や増配を打ち出した銘柄にも買いが広がっている状況を整理しました。決算で純利益増を発表する企業が多いことが相場全体を支える一方、地政学リスクを受けた防衛関連株などにも物色が波及している点も取り上げています。

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