金融庁、投資法人の計算規則改正を施行、資産運用報告のウェブ提供を整備

金融庁、投資法人の計算規則改正を施行、資産運用報告のウェブ提供を整備
資産運用報告がウェブ化

投資法人による情報開示のデジタル化に向けた制度整備が進み、資産運用報告などをウェブサイト掲載で投資主へ提供できるようになった。金融庁は改正案に対する意見公募の結果、10件のコメントを受け取り、本件の内閣府令を17日に公布、施行している。

ハイライト

  • 金融庁は投資法人の計算規則を改正し、資産運用報告などをウェブサイトで投資主に提供可能とする規定を整備した。
  • 改正案は令和8年5月26日から6月25日まで意見募集し、10件のコメントを受領、内容や対応方針を別紙で公表した。
  • 改正はJ-REITを含む不動産投資市場の情報開示効率化と投資主の情報アクセス向上に寄与、内閣府令は17日に公布・施行された。

改正内容と意見公募の経緯

金融庁が金融庁のウェブサイトで公表したところによると、「投資法人の計算に関する規則の一部を改正する内閣府令」は、投資法人の資産運用報告などについて、ウェブサイトに掲載することで投資主に提供できるよう規定を整備する内容だ。改正案は令和8年5月26日から令和8年6月25日まで公表され、広く意見募集が行われた。

その結果、金融庁は10件のコメントを受け取った。寄せられた意見の概要と、それに対する金融庁の考え方は別紙1に、具体的な改正内容は別紙2にそれぞれ示されている。

不動産投資市場の開示実務への影響

今回の改正は、投資法人の投資主向け情報提供の手段を広げるもので、J-REITを含む不動産投資市場の開示実務の効率化につながる可能性がある。紙を前提とした提供方法からオンライン活用へ比重を移すことで、投資主への情報アクセス改善も見込まれる。

本件の内閣府令は17日に公布、施行されている。金融庁は、本件と直接関係しないコメントについても、今後の金融行政の参考にするとしている。

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