キッコーマン、調味料291品を9月から値上げ

キッコーマン、調味料291品を9月から値上げ
キッコーマン9月値上げ

食品分野で原材料費や物流費の上昇を受けた価格改定が広がるなか、キッコーマンはしょうゆやつゆ、たれ、みりんなど計291品の希望小売価格を引き上げる。9月1日納品分から改定し、値上げ幅は2〜22%とする。

ハイライト

  • キッコーマンは物流費、人件費、製造設備費、原材料費の上昇を受け、291種類の調味料を9月納品分から値上げする。
  • 主な商品は「いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ」450mlが336円から356円、「濃いだし本つゆ」500mlが390円から422円に価格改定される。
  • 同社の主要調味料値上げは約3年ぶりで、食品業界全体でコスト上昇を価格転嫁する動きが広がっている。

9月納品分からの価格改定内容

日経が報じた内容によると、キッコーマンは物流費や人件費、製造設備費、原材料費の上昇を価格に転嫁するため、今回の値上げを実施する。対象はしょうゆ類、つゆ類、たれ類、みりん類など幅広く、計291品に及ぶ。

主な対象品では、「いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ」450ミリリットルを336円から356円に、「濃いだし本つゆ」500ミリリットルを390円から422円に引き上げる。「わが家は焼肉屋さん(中辛)」210グラムは357円から380円に改定する。

食品業界で広がるコスト転嫁の動き

同社によるしょうゆやつゆの値上げは2023年4月以来、約3年半ぶりとなる。たれ類の値上げも2023年8月以来、約3年ぶりで、主要調味料で再び価格改定に踏み切る形となる。

食品業界では、原材料価格の高止まりに加え、物流費や包材費、人件費の上昇が続いており、各社が価格転嫁を進めている。今回の改定は家庭用調味料の店頭価格に影響する可能性があり、消費者の節約志向とメーカーの採算確保の両立が引き続き課題となる。

当サイトの以前の記事では、6月に食品・飲料の値上げが1,078品目に拡大し、企業が中東情勢に伴うコスト高を家計向け価格へ転嫁する動きが強まっている点を整理しました。ナフサ供給の逼迫による包装材などのコスト上昇も背景となり、調味料を中心に値上げが日常消費に近い分野へ広がっていることを伝えています。

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