国内ビジネスホテル客室単価、訪日需要追い風に上昇

国内ビジネスホテル客室単価、訪日需要追い風に上昇
ビジネスホテル単価上昇

国内ホテル市場では旅行需要の回復が続き、ビジネスホテルの客室単価と稼働率がともに高水準で推移している。2025年度は大手ビジネスホテルの平均客室単価が1万4463円となり、新型コロナウイルス禍の21年度比で約2.3倍に達した。

ハイライト

  • 2025年度の大手ビジネスホテル平均客室単価は前年より1190円増加、稼働率も83.9%と前年度比1.1ポイント上昇。
  • ビジネスホテルとシティーホテル全体で客室単価は前年比1424円増の1万7818円、稼働率は83.3%と1.0ポイント改善。
  • 国内旅行およびインバウンド需要の拡大により、高い客室単価と稼働率が業界収益の改善要因となっている。

2025年度の客室単価と稼働率

東京商工リサーチの17日の発表によると、国内の上場ホテル企業12社、13ブランドを対象に集計した2025年度の大手ビジネスホテル平均客室単価は、前年度比1190円増となっている。対象のうちビジネスホテルは9ブランドで、稼働率も83.9%と前年度を1.1ポイント上回っている。

訪日外国人を含むインバウンド需要が伸びを支えた。シティーホテルを含めた全体でも、客室単価は前年度比1424円増の1万7818円、稼働率は83.3%と前年度から1.0ポイント上昇している。

旅行需要回復が業界支援

足元では国内旅行需要の取り込みに加え、海外からの宿泊需要もホテル収益を押し上げている。客室単価の上昇と高い稼働率の並立が続いており、ホテル各社にとって収益改善の追い風になっている。

東京商工リサーチは、国内の旅行需要とインバウンド需要の取り込みによって、ビジネスホテルとシティーホテルの客室は好調な稼働率を維持するとの見方を示している。

当サイトの以前の記事では、日銀が政策金利を1%へ引き上げ、日本の金利環境が約30年ぶりの水準に戻る見通しを整理しました。住宅ローンや企業の借入コスト増で消費・投資を下押しする一方、預金金利や運用利回りの上昇、円安の歯止めなどの波及もあり、景気や市場への影響は多方面に及ぶ点を解説しています。

この資料には第三者の意見が含まれている場合がありますが、このウェブページ上のデータおよび情報は、当社の免責事項に従って投資アドバイスを構成するものではありません。厳格な編集上の誠実性を遵守していますが、この投稿にはパートナーの製品に関する言及が含まれている場合があります。