Elena Nikulina

日本証券業協会、サステナブルボンド会議を11月開催

日本証券業協会、サステナブルボンド会議を11月開催
サステナブル債の未来

サステナブルボンド市場の拡大と発行基準の高度化が進むなか、日本証券業協会と国際資本市場協会は2026年11月25日に第9回国際会議を開催する予定です。会議はハイブリッド形式で実施され、より大きなインパクト創出に向けたICMA原則の役割と市場の次なる発展方向が主なテーマになります。

ハイライト

  • 日本証券業協会とICMAは11月に第9回サステナブルボンド会議を共催し、ICMA策定の主要原則や市場の今後を議論する。
  • これまでの累計参加者数は5,200人を超え、市場関係者の高い関心がサステナブルボンド分野拡大を裏付ける。
  • ハイブリッド開催で発行体や投資家が国際原則の整合性確認や市場形成を議論、日本サステナブルファイナンスの実務推進に寄与へ。

会議の概要と開催テーマ

日本証券業協会の発表によると、今回の「9th Annual ICMA & JSDA Sustainable Bond Conference」は、ICMAと同協会の共催で開かれます。会議では、グリーンボンド原則、ソーシャルボンド原則、サステナビリティボンド・ガイドライン、サステナビリティ・リンク・ボンド原則、クライメート・トランジション・ボンド・ガイドラインなど、ICMAが策定に関わる主要な枠組みを踏まえ、サステナブルボンド市場の今後を議論する見通しです。

今年で9回目となるこの会議は、より大きな社会的・環境的インパクトの創出に向けて、ICMA原則などが果たす役割に焦点を当てます。主催者はあわせて、サステナブルボンド市場の次の成長段階に向けた方向性も取り上げる予定です。

日本の市場関係者への意義

同会議は2017年から継続して開催されており、グリーンボンドやソーシャルボンドなどの普及活動の一環として位置付けられています。これまでの累計参加者は5,200人を超えており、市場関係者の関心の高さがうかがえます。

ハイブリッド形式での開催により、国内外の発行体、投資家、証券会社など幅広い参加が見込まれます。日本市場にとっては、国際的な原則との整合性を確認しながら、サステナブルファイナンス分野の発行実務や市場形成を前進させる機会となりそうです。

当社の以前の記事では、国内公募の追加型株式投資信託で低コストの全世界株型・米国株型を中心に資金流入が続いている状況を整理しました。あわせて、東京証券取引所が進める市場改革(市場区分再編やTOPIX見直しなど)が企業の中長期的な価値向上を促し、投資資金の流れにも影響し得る点を取り上げています。

この資料には第三者の意見が含まれている場合がありますが、このウェブページ上のデータおよび情報は、当社の免責事項に従って投資アドバイスを構成するものではありません。厳格な編集上の誠実性を遵守していますが、この投稿にはパートナーの製品に関する言及が含まれている場合があります。