カルビー、物流費高騰で「じゃがりこ」など25品を値上げへ
原材料と物流のコスト上昇が続くなか、カルビーはポテトチップスと「じゃがりこ」を含む25品を9月1日納品分から順次値上げすると発表した。店頭での想定値上げ率は3〜10%で、一部商品の内容量見直しもあわせて実施し、実質的な値上げとなる品目もある。
ハイライト
- カルビーはじゃがいも仕入れ価格と物流費高騰により、25商品を9月1日納品分から180円前後から190円前後へ値上げする。
- ポテトチップスLサイズBAGうすしお味は内容量を118グラムから110グラムに減らし、価格を据え置く実質値上げを実施する。
- 原材料費と物流費上昇を背景に、スナック菓子業界全体で値上げと容量調整の併用が広がり、収益確保の難しさを示す。
対象商品と改定内容
日本経済新聞によると、カルビーは14日、じゃがいもの仕入れ価格や物流費の高騰を受けて価格改定に踏み切る。中東情勢は今回の値上げ要因ではないとしている。
対象にはコンビニ限定サイズの「ポテトチップス うすしお味」(70グラム)と「じゃがりこ サラダ」(57グラム)が含まれ、いずれも180円前後から190円前後へ引き上げる。値上げは25品に及び、納品ベースで9月1日から順次反映する。
食品メーカーの採算と店頭影響
同日には、ポテトチップス3品で価格を据え置く一方、内容量を減らす対応も公表した。「ポテトチップス LサイズBAG うすしお味」は118グラムから110グラムへ減り、価格維持でも実質的な値上げとなる。食品メーカー各社では原材料費や物流費の上昇を受けた価格改定が続いており、店頭では値上げと容量調整の併用が広がっている。今回の見直しも、スナック菓子分野の収益確保とコスト吸収の難しさを示す動きとなる。
当社の以前の記事では、中東情勢の悪化に伴うナフサ不足が包装資材の供給網を揺らし、高知県の定番菓子「ミレービスケット」で包材の入荷遅延や停止が発生し、一部商品の生産停止が広がっている状況を伝えました。食品そのものではなく包材調達の停滞がボトルネックとなり、地域ブランド商品でも供給リスクが顕在化している点が焦点でした。
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