三井不動産、御茶ノ水で高額タワマン販売へ、最高価格は8億円台
都心の住宅価格が高止まりするなか、三井不動産は東京都文京区の旧JFAハウス跡地で開発するタワーマンションのモデルルームを公開した。物件は大学病院や教育機関が集積する御茶ノ水エリアに位置し、医療関係者など高所得世帯の需要を見込む。
ハイライト
- 三井不動産は2028年1月竣工予定の『パークコート御茶ノ水 ザ タワー』で267戸を販売し、最高価格は8億円台を想定。
- 第1期1次販売は専有面積55~138㎡・価格1億8000万~7億5000万円で10月開始、エントリー数は3,500件に達した。
- 購買層は医療関係者・高所得世帯を想定し、JFA跡地活用や共働き支援サービスなどで高付加価値を訴求。
物件概要と販売計画
日本経済新聞によると、三井不動産は7日、東京・日本橋にある三井不動産レジデンシャルのサロンで「パークコート御茶ノ水 ザ タワー」の内覧会を開いた。2028年1月下旬の竣工を予定し、JR御茶ノ水駅から徒歩8分の立地に地下3階、地上23階、総戸数267戸の建物を整備する。
10月に登録を始める第1期1次では、専有面積55〜138平方メートルの住戸を1億8000万〜7億5000万円で販売する予定だ。今後販売する住戸では最高価格が8億円台になる想定で、3月下旬に受付を始めた物件エントリー数は約3500件に達している。
三井不動産レジデンシャル都市開発二部の児玉修一朗主事は、都心に住む共働きの「パワーファミリー」に加え、病院経営者や医師、医療機関を必要とするシニア層から引き合いがあると話す。周辺に大学病院が集まる立地特性を踏まえ、医療関係者を含む高所得層の需要を取り込む構えだ。
JFA跡地の活用と入居者サービス
三井不動産は2022年にJFAハウス跡地を取得し、開発を進めてきた。敷地内にはサッカー協会のモニュメントを再設置するほか、エントランスなどの共用部では日本代表ユニホームや青と白を基調としたオブジェを展示し、跡地の来歴を打ち出す。入居者向けには、サッカーを通じて防災を学べるプログラムも開催する。共働き世帯向けの支援策として、家事・育児支援を手掛けるぴんぴんきらりと提携し、小学生向けに放課後の宿題を支援するほか、宅配物を各部屋まで届ける館内物流も導入する。
当サイトの以前の記事では、東京都心6区の中古マンション市場で、成約価格がなお上昇基調を保っている点を整理しました。平均値だけでは見えにくい物件ごとの評価差が拡大しており、上位物件のプレミアム拡大と下位物件の割安化が同時に進む中で、購入時の「選別」の重要性が増していることも解説しています。
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