JPX、All's & Companyの新規上場初日の売買成立方式を公表

JPX、All's & Companyの新規上場初日の売買成立方式を公表
All's上場初日の取引方式

東京証券取引所で9月29日に新規上場するAll's & Companyについて、初値が決まるまでの特別な売買成立方式が適用される。注文受付価格帯や特別気配の更新条件、成行注文の禁止など、上場初日の取引ルールがあらかじめ示されている。

ハイライト

  • All's & Company(637A)は9月29日の新規上場初日、板中心値段145円とし特別な売買成立方式が適用される。
  • 買い気配の上限は334円(板中心値段の230%)、売り気配の下限は109円で、特別気配や注文価格帯が段階的に更新される。
  • 成行注文は禁止され、注文価格範囲は37円~580円で取引され、初値決定後は通常の値幅制限へ移行する。

初値決定までの気配更新ルール

Japan Exchange Groupの公表によると、All's & Company(637A)は9月29日の上場日に、初値が決定するまで新規上場銘柄向けの特別な売買成立方式が適用される。板中心値段は145円に設定され、売買開始時点ではこの水準で最初の特別気配が表示される。

買い気配の上限は334円で、板中心値段の230%に当たる。初値が決まるまで、特別買い気配は10分ごとに8円、板中心値段の5%ずつ引き上げられる。売り気配の下限は109円で、こちらは通常の更新値幅と時間間隔で更新される。

取引開始時点で特別気配の更新値幅内に対当気配がある場合は、即時に売買が成立する。初値が決まるまでは日々の値幅制限は適用されず、初値決定後にその価格を基準値段として通常の値幅制限が適用される。

注文価格帯と上場初日の取引制限

受け付け可能な注文価格の範囲は37円から580円までで、これは板中心値段の25%から400%に相当する。初値決定後は、その初値を基準に通常の値幅制限へ移行する。

また、新規上場銘柄では上場日に成行の売り注文と買い注文が禁止される。上場初日に売買が成立しない場合も、初値が決定する日まで成行注文の禁止が継続される。

こうした仕組みは、新規上場銘柄の初値形成を段階的に進めるためのものだ。特別気配の更新ルールや注文価格帯を事前に明示することで、投資家は上場初日の売買条件を確認しやすくなる。

TOPIXの採用基準見直しでは、当社の以前の記事で、10月から浮動株時価総額の累積比率(上位97%以内)などを軸に構成銘柄の選別が本格化する点を整理しました。連動資金が大きい指数だけに、除外ボーダー付近の銘柄ではウエート低下に伴う段階的な売り圧力や株主構成への影響が生じ得る一方、指数イベントを踏まえた投資戦略の余地も広がると解説しています。

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