葉物野菜の小売価格が上昇、農水省調査でレタスは平年の2倍超

葉物野菜の小売価格が上昇、農水省調査でレタスは平年の2倍超
野菜高騰 レタス2倍超

9月の長雨の影響で、葉物野菜の店頭価格が全国で高止まりしている。10月13〜14日時点の農林水産省調査では、ハクサイとキャベツが平年を8〜9割上回り、レタスは2倍超の水準となっている。

ハイライト

  • 農林水産省の調査で、10月13〜14日現在、レタスは1211円と平年の2倍超に高騰、ハクサイは524円で8割高となった。
  • 価格上昇の主因は9月の長雨と日照不足で、生育遅れ・出荷減につながり、長野・群馬県の主産地が特に影響を受けている。
  • タマネギは北海道産の安定供給で315円に3%下落し、葉物野菜高騰と対照的な動きを見せている。

農水省調査が示す価格上昇の実態

日本経済新聞が農林水産省の発表を引用して伝えたところによると、全国の小売店で調べた主要野菜の平均価格は、葉物を中心に平年を大きく上回っている。10月13〜14日時点で、ハクサイは平年比8割高の524円、キャベツは9割高の1キログラム376円となった。

レタスは1211円と平年の2倍に達し、5日の週から高値が続いている。一方で、タマネギは3%安の315円と下落し、北海道産の流通が安定していることから割安感が出ている。

農水省は全国の小売店470店舗を対象に、キュウリやネギ、レタスなど主要野菜8品目の価格を毎週調査している。今回の調査結果は、天候要因が小売価格に直接波及している状況を示している。

長雨と日照不足が産地の供給に影響

価格上昇の背景には、9月に続いた長雨による生育遅れがある。ハクサイの主産地である長野県では、関東地方の長雨に伴う日照不足と低温の影響で生育が遅れている。

キャベツも群馬県で日照不足の影響を受け、両品目とも9月の出荷量は例年より少ない。レタスについても長野県で9月の長雨が響き、玉の大きさが小ぶりになる傾向が出ている。

例年は10月中旬から茨城県産レタスの出回りが増え始めるが、今年は大雨で栽培作業が遅れている。産地の切り替わりが円滑に進んでいないため、葉物野菜の高値は当面、家計負担として意識されやすい状況が続きそうだ。

当サイトの以前の記事では、人口流出と高齢化の進行により、2050年に農村集落の地域機能が維持困難になる割合が大きく高まる見通しを取り上げました。水路保全や農地管理といった共同作業が成り立ちにくくなることで農地喪失が進み、国内の食料供給力や食料安全保障に影響が及ぶ可能性、守るべき農地を見極めた現実的な政策対応の必要性を整理しています。

この資料には第三者の意見が含まれている場合がありますが、このウェブページ上のデータおよび情報は、当社の免責事項に従って投資アドバイスを構成するものではありません。厳格な編集上の誠実性を遵守していますが、この投稿にはパートナーの製品に関する言及が含まれている場合があります。