NTTソルマーレ、「コミックシーモア」を一部再開、不正アクセス停止から約2週間で

NTTソルマーレ、「コミックシーモア」を一部再開、不正アクセス停止から約2週間で
シーモア一部再開

NTT西日本傘下のNTTソルマーレは29日、電子書籍ストア「コミックシーモア」の一部サービスを再開すると発表した。15日から不正アクセス対応で停止していたが、今回はウェブでの閲覧や会員情報変更などに対象を絞って再開し、購入機能などは引き続き停止している。

ハイライト

  • NTTソルマーレは「コミックシーモア」の購入済み作品ウェブ閲覧や読み放題サービスをパスワード再発行を条件に一部再開した。
  • 作品およびポイント購入・新規会員登録・本棚アプリなどの主要機能は依然停止中で、全面復旧の時期は未定と公表した。
  • 15日の不正アクセスにより一部会員情報(メールアドレス・生年月日等)が流出したが、クレジットカード情報や購入履歴流出は確認されていない。

再開範囲と復旧の見通し

日本経済新聞によると、再開したのは購入済み作品のウェブ閲覧、読み放題サービスのウェブ利用、会員情報の変更などで、利用にはパスワードの再発行が必要になる。全面再開ではなく、作品やポイントの購入、新規会員登録、購入作品を読む「本棚アプリ」は引き続き利用できない。

同社は本棚アプリを近日中に再開し、作品やポイントの購入も決済手段ごとに順次再開する予定としている。ただ、全面復旧の時期は明らかにしていない。

情報流出の影響と対応

今回の停止は、15日にコミックシーモアのサーバーに外部から不正アクセスがあった可能性が高いと判断したことを受けた対応だった。同社は同日にサービスを停止し、翌16日には会員情報を管理するシステムへの不正アクセスと、一部会員情報の流出を確認したと公表している。

流出が確認された情報にはメールアドレスや生年月日などが含まれる。一方で、クレジットカード情報や購入履歴の流出は確認されておらず、復旧作業は機能ごとに段階的に進めている。

当サイトの以前の記事では、ブックオフグループホールディングスの子会社における会員管理システムへの不正アクセスで、最大約643万件の顧客情報が流出した可能性がある件を取り上げました。氏名や生年月日、連絡先などが対象になり得る一方、決済情報は保有しておらず流出対象外と説明され、攻撃元の遮断や外部アクセス停止などの初動対応、当局への報告と全社的な緊急点検が進められている点を整理しています。

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