大阪取引所、単一株オプション取引が拡大し7月の月間売買高が過去最高

大阪取引所、単一株オプション取引が拡大し7月の月間売買高が過去最高
単一株OP取引最高記録

日本の株式市場の堅調な推移を背景に、大阪取引所の単一株オプション市場は2026年7月に月間売買高の過去最高を記録している。月間想定元本も3カ月連続で1,000億円を超え、投資家層の広がりと決算発表などの投資材料を捉えた取引増加が市場拡大を支えている。

ハイライト

  • 大阪取引所の2026年7月単一株オプション月間売買高は約84万7,586枚、想定元本は3カ月連続で1,000億円超となった。
  • 2026年8月3日付でマーケットメイク対象銘柄が18銘柄追加され、単一株オプション対象は32銘柄から50銘柄に拡大した。
  • 2026年7月売買代金トップはNEXT FUNDS Nikkei 225 ETFの427億円で、活況の背景に東証の強い株式市場と活発な企業決算がある。

7月実績と対象銘柄の拡充

日本取引所グループ(Japan Exchange Group)の発表によると、大阪取引所の2026年7月の単一株オプション月間売買高は約84万7,586枚となり、過去最高水準に達している。月間想定元本は3カ月連続で1,000億円を上回り、単一株オプション市場の拡大が続いていることを示している。

大阪取引所はこうした市場動向と投資家ニーズへの対応として、2026年8月3日付でマーケットメイク対象の単一株オプション銘柄を18銘柄追加している。これにより対象銘柄数は32銘柄から50銘柄に増えている。

2026年7月の売買代金上位10銘柄の原資産では、NEXT FUNDS Nikkei 225 Exchange Traded Fundが427億円で首位だった。これにTokyo Electron Limited、Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.、TOYOTA MOTOR CORPORATION、SoftBank Group Corp.が続いている。

株式市場の追い風と業界への波及

単一株オプションの取引拡大は、2025年9月のマーケットメイク対象銘柄拡大以降、継続している。背景には東京証券取引所の株式市場の堅調さに加え、上場企業の決算発表など多様な投資材料を生かした取引活発化がある。

また、より幅広い投資家による単一株オプション活用の広がりも成長要因となっている。大阪取引所は今後も、市場参加者の需要に対応するため、単一株オプション市場の効率性向上に取り組むとしている。

日本の大企業による2026年度の国内設備投資計画について、当サイトの以前の記事で取り上げました。AI需要や電力インフラ増強を背景に国内投資が大きく積み上がる一方、中東情勢など地政学リスクを受けて海外投資は減速し、サプライチェーン再構築の動きも強まっている点が焦点でした。

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